独特な創作方法を垣間見られるのが嬉しい。幾通りものエンディング、物語、登場人物の中から、本編が選び抜かれたんだなと実感します。あまりにも本国から遠い撮影場所ゆえに、スタッフ・キャストともに、香港に帰りたいと願いながら、撮影が長引き苦労したといった内輪の話を聞けることで、大好きな作品に関わったかのように思えます。屈託なく笑うレスリーの笑顔がもう1度観られたことも、大きな価値がありました。
1曲目はリベルタンゴです。
ピアソラといえばリベルタンゴです。
私も、この曲からピアソラを知りました。
バンドネオンではなくピアノ演奏のリベルタンゴです。
これがまた新鮮な響きです。
この1曲のために勝手も損はないと思います。
ジャズやクラシックに挑戦した前作とは やや趣が異なりオールピアソラの今回の作品。瑞々しい感性はそのままに さらに深みを増し 洗練されました。今回は解説も本人で文章力も なかなかのもの。どの曲も素直な感性で受け止めているという印象を受けました。
朝同じ時間に起きて猫にごはんをあげてから歩いて夫と娘のお墓参りをして仕事して家に帰るという毎日を送るルイーサ。 背筋をぴんとのばして日々頑張る彼女の生活がある日突然変わります。。猫ちゃんの死をきっかけに悪い事が立て続けに彼女にふりかかるのです。 仕事をなくしお金がなくて猫を火葬することもできない彼女がたくましく行きて行く姿がすばらしい。 彼女にとっては孤独である事よりもこれからの生活の不安よりも猫を火葬できないのが一番の悩みなんですね。
ストーリーはシリアスなのにところどころに笑えるところがあるのもまた楽しいです。 どん底でも友情が芽生えるのもまた希望があっていいです。そっと見守る管理人(?)の男性の優しさも胸を打ちます。 落ち込んだ時に見ると元気づけてくれそうな作品です。
ベスト盤ですが、一枚目・二枚目共に素晴らしい出来!!
一枚目。やっぱツボは長生さんのオリジナル曲でしょう!!曲そのものもいいし、何か感じるものがあります。他は「カルメン・ラプソディ」と「デューク・エリントン・タイム」!大曲だけど全然長さを感じない!!デューク・エリントンはバリトンがカッチョいい!!
二枚目。本多俊之、吉松隆…カッコイイ系の曲が入ってます☆最初と最後の「トルヴェールの四季 春/夏」がまたイイ味出してる!!
これから先、間違いなくずーっと聴き継がれていくアルバムだと思う!!
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