隠れた名曲の数々に唸ったり感心したり、ライブを見逃した事を後悔しました。初めて聞く曲も沢山ありましたが歌詞は勿論のこと、メロディーメーカーとしても素晴らしいと思いました。60年代から日本の音楽シーンに携わってきただけあって、曲の合間の大原麗子さん、吉永小百合さん、梶原一騎さん、桃井かおりさん、中村雅俊さん等との裏話も臨場感たっぷりです。付録のBEHIND THE SCENESを見てから改めて3日目を見ると、ライブ感が何倍にも増して伝わり、彼の人間性を目撃出来ます。これだけでも一級品のドキュメンタリーに仕上がっています。売れたい、儲かりたい、有名になりたい、と思っている人への答えは、荒木さんが"そこにハートはあるのか?"と示してくれています。最後まで、エンターテナー荒木一郎さんにしてやられました。次のライブには、必ず行こうと思います。
内容はマニアックでもはや入門を超えています。技法から演技まで一つ一つが丁寧にイラスト(ここが特にわかりやすい。)で解説されていて初心者が上級者になれる力を持っている本です。この本とおりに練習すると、初心者の自分でもどんどん上達しているのがわかります。カードマジックって本当に演技者、演技を見る客を不思議な世界へ運ぶんだなあとつくづく思わせる本でした。買ってよかった。
荒木さんのCDは数々ベスト版が出ていますが、パルというグループに楽曲提供していた「夜明けのマイウェイ」目当てに購入しました。かつて、研ナオコさんや桃井かおりさんが出演していたテレビドラマの主題歌ですが、パルの元気で劇的な曲調も好きですが、ネットで荒木さんのしっとりした唄声を聞き、初めて彼の作品と気付き、こちらも好きになりました。2000円で23曲楽しめます。
70年代東映を代表するポルノ&アクション女優(当時はそういうカテゴリーがあったのだ)、池玲子と杉本美樹によるスケバンポルノ映画。ただし当時は杉本はまだ格下扱いで、SM担当みたいな脇役である。 鈴木則文監督の腕前について予備知識がない人が、泥臭い昔のキワモノB級映画と侮って接すると、まずテンポの軽快さ、明るさにびっくりするだろう。スケバン達にも無邪気な透明感があり、特別出演=梅宮辰夫の押し出しも見事なものだ。それだけに、後半の展開とミスマッチ(何ぼ何でも小山明子は無駄な豪華さだろう)な感じもするするが、ラストの暗殺場面は痺れるほどのカッコ良さ。10回ぐらいリピートしました。
曲目はよかったけど、以前のCDの曲と比較して曲のアレンジが多くて最初は戸惑いましたが、慣れてくるとこれもいいかなと時々聞いてます。
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