我がヘストンのスカイパニック巨編。ヘストンが50歳の時に大地震と同時に撮影された素晴らしいテンポと手に汗握るワクワク感がたまらない作品。大空港の姉妹編だが、こちらの方が出来が宜しい。今年81歳のヘストンはアルツハイマーで大変な事になってしまったが、今のハリウッドでこの作品を背負えるスターはいません。ヘストンは他にハイジャックというスカイパニックに主演してるがこれも早くDVD化してほしい快作です!
評価が高かったので期待して見ました。
面白くない訳ではないですが、期待でハードルが上がってた為か、近年の映画に慣れた目で見ると物足りなく感じました。
後半、パイロットがジャンボジェット機に乗り移る場面がありますが、あの辺りが一番ハラハラした場面でしょうか。
オールキャスト映画との事ですが、世代が違うのでキャストの豪華さもいまいちピンと来ませんでした。 (チャールトン・ヘストンやジョージ・ケネディは知ってましたが)
自分的には星3くらいだったかなぁ〜と。
まぁ普通に楽しめる映画だとは思います。
数ある「大空港」の続編の中では一番の出来だと思います。衝突事故でコックピットに穴の開いたジャンボジェットを無事着陸させるというのがメインのストーリーで、最近の派手なアクション映画に較べると地味な内容とも云えますが、それだけに、例えば山にぶつかりそうなジャンボ機を、微妙に軌道制御して高度を上げて乗り切るシーンなど、なかなかリアリティの感じられる演出がされています(セスナとの正面衝突という事故のリアリティは別としても)。
個人的には、乗客の一人のシスター役で出演している、美しかりし頃のヘレン・レディが、病気の少女(これまたエクソシストの頃の可愛らしいリンダ・ブレア)を勇気づけるためにギターを弾きながら歌うシーンが一番気に入ってます。他の乗客があまり派手なことしないので、いわゆる「事故前の乗客人間模様」の場面は、ヘレンがいいとこ全部もってっちゃった感じです。でも美しいから許せる。
日本語吹き替え音声が、テレビ放送ではカットされていたと思われる部分では英語音声&字幕になってしまいます。しかし無意味にデジタルリマスター化などして、当時の雰囲気が削がれてしまうよりは個人的にはOKでございます。今となっては他界された声優さんの声(しかも若い)も聞けます。値段もお手ごろなのでお手軽タイムマシーン感覚でぜひどうぞ!!
アメリカでは「AIRPORT TERMINAL PACK」として発売されている。
4作すべて独立されたストーリーですので、続けて観る必要性はないが、古い順にみると航空技術の進化がこの10年でかなり進んでいるのがわかる。
私は2日間で全4作を観たが、70年代の超大作映画の中心的な役割をした「エアーポート」シリーズは日本ではジャンボ機の導入から増加した海外旅行ブームと平行して作られたこともあり、当時は搭乗するときのワクワクするような緊張感と不安感が交差してなんともいえない気持ちを持ったものでした。
とにかく、4作すべてに出演したジョージ・ケネディーを中心に観る事をお勧めします。私は個人的に「エアーポート75」が良かったと思います。
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