この本には、アンコールのCGが掲載されているほか、 すでに公開終了したOPテーマソング、「キミが居た証拠に」の歌詞、 香月、美海、瑞穂のアンコールのラフストーリー、あすか、麻尋、秋名のSSが掲載されています。 これを読めば、攻略法もわかり、手探りでなくても既読率100%にする事が可能です。 開発スタッフ陣のインタビューもあり、メモオフのファンでしたら、是非買っておくべきでしょう。 もっとも、メモオフ#5やアンコールを知らない人が買ってもほとんど意味はありませんが。
私は千葉紗子さん、南里侑香さんも、特にファンというわけではありません。 どちらかというと、志倉千代丸さんプロデュースという面で気になって買ったのが正しいです。 しかし、この2人のバランスはかなり驚きでした。 南里さんの透る高い声、千葉さんの落ち着いた低い声がなんとも不思議な雰囲気を作り出している気がします。 志倉さんも、その声質を生かせるような曲を提供されてます。 志倉楽曲はオケやアレンジが非常に重厚です。 それゆえ、たとえポップな曲調でも場合によっては歌い手が楽曲に負けている場合もあり、歌い手を選ぶ印象があります。 特に柔らかく甘いボーカルでは合わないかな、と。 南里さんは時によって可愛い声にも聞こえるけど、歌声はぴんと透っている感じなので、志倉さんの曲に負けることがないのです。 このアルバムに入っているのはゲームのタイアップが殆どです。 しっとり、ダークな雰囲気が多いけど、ロック、演歌、懐メロっぽい感じ、アイドルノリのポップス、王道バラード等等…志倉さんの引き出しの広さに圧倒されます。 お薦めは「From silent sky」「Can you feel crying alone?」「アシロキカギロヒ」「想い出Good nighit」「Usual Place」ですね。 特に「シロキカギロヒ」はこれぞ、雰囲気楽曲と言える出来です。 想像以上に中身が濃いので、聴く際には体力と気力を満タンにして臨みましょう(笑)。 DVDは特典としてみる分には、中々量も多くよかったのではないでしょうか。 ただ、PVはもう少し丁寧に作ってほしかったかな。
2005年3/31(木)にKIDより発売された
「MemoriesOff」「MemoriesOff2nd」の正式続編に相当する
アフターレインシリーズ完結編です。
Vol.3は卒業を間近に迎えた1st,2ndのメンバーの
それぞれの旅立ちの姿を描いています。
攻略所要時間が10時間程度と短く、ほぼ一本道のストーリー展開、
無駄な(無理な?)エンディングがちらほら見受けられ、
ゲーム中の画面レイアウトがやや子供っぽい印象を受けるものの、
安定したゲームシステム、繊細で丁寧なキャラクターデザイン、
アレンジ中心ながらも優しく緩やかな音楽が作品世界に花を添えます。
未来への漠然とした不安や焦燥に駆られる2人の主人公の姿が
10代の学生の抱く悩みをうまく捕らえている点に要注目です。
最終章「After Rain」シナリオではほぼ全ての1st,2ndメインキャラが
ルサックに集うお祭り騒ぎの盛況ぶりが大変面白くも、
将来を見据えて巣立つ彼らの姿に感動すること必至です。
また、登場キャラが非常に多いため、敢えてテキスト左隅に
キャラクター表情CGを表示した親切設計もナイスです。
旧作Vol.1,2とのデータリンクシステムを採用しており、
前作までのシナリオ進行具合を記録したセーブデータが
Vol.3のシナリオ展開に影響するのもなかなか面白い点です。
おまけ要素として、
タイトル画面でL1,L2,R1,R2ボタンとの組み合わせで
○X△□ボタンを押しながらSTARTボタンを押すと・・・。
この小説は、アンコールのストーリーを、新ヒロインである秋名の視点で書かれた物です。 ですが、ただ書いてあるのではなく、いろんなルートのシナリオも入っています。 あと、原作では出番のなかった木瀬歩も本作では活躍しており、彼女のファンの方には嬉しい作品です。 美海と瑞穂のファンの方は……まあ、出番があるだけマシ、という程度でしょうか。
ゴリゴリOFTなの好きなので気に入りました。
間違いないですね!!!
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