大都市メキシコシティが抱える現実、そこに住む子どもたち。 ストリートチルドレンと呼ばれる子どもたちは、 一体どこから来て、どうして路上で暮らしているのか? 大変読みやすい文体で書かれており、それでいてその問題に真に迫っています。
最後まで読めば、これが遠い国の話ではないということがわかります。 日本にはこんな子どもはいないと、果たして言えるでしょうか。 私たちの国の子供たちが置かれている状況を見つめなおすためにも、 多くの人に読んで欲しいと思う一冊です。
本書では、カンクンとメキシコシティだけを大きく取り上げている。
自分がいったアカプルコは記事もなさそう。
たしかに、30年前に観光地だったアカプルコは、今は勢いがない。
今は、カンクンが有名なので仕方がない。
今度は、カンクンへ行こうかと思いながら、ながめました。
メキシコシティは、フライトを載り間違えて、ホテルで1泊しただけなので、ほとんど知りません。
こちらも、一度、ゆっくり行きたいと思いました。
メキシコ中央高原に位置する都市を紹介している。都市の地図あり写真ありでスペイン人による植民地時代のメキシコを知ることができる。新大陸にやって来たスペイン人達は、原住民の支配の次には、カトリック教の布教を行ったので、どの都市においても教会が建設されている。その教会は超バロック建築であり、どれもこれも過剰装飾のオン・パレードで圧倒される。マヤ、アステカ文明ゆかりと異なるメキシコの都市が紹介されていて、これはこれで味わいのある本である。また、各都市のホテル情報の掲載されていて、都市を訪問する際には役に立つ。
U2の場合、曲はもちろん、ツアーでも、政治・社会批判のメッセージを強く表現することが多いのです。でも、今回は「ワン」の後ろで、エイズで死んだキース・へリングのイラストを映すこと、そして10年ぶりに「サンデイ・ブラッディ・サンデイ」をセットリストに加えたこと以外では、巨大なセット、レモンのミラーボールの乗り物、そして打ち込み入りのダンスミュージックから成る「ポップマート」を使ったエンターテインメント・ショウを展開するのみです。本人たちは、社会への関心が強く、まじめな好青年のイメージを払拭しようと、無理をしているし、どこか冷たい感じがしますが、これはこれで新鮮でした。 問題はディスク2のほうです。まあ、いろんなものを寄せ集めてがんばってくれたとは思いますが、やはりおまけの範囲を超え出るものではありません。「ラスト・ナイト〜(リミックス)」のヴィデオは、ボノの声が入っていないリミックスと同じで、ただ移動する風景を撮ったもの。サラエヴォのドキュメントは、ヴィデオ・クリップ集にも収められていたもの。「ラスト・ナイト〜」のヴィデオのメイキングには、肝心の完成作がついておらず。ライヴ・ボーナス・トラックも、本編にも出てくる曲を、本編の日付よりも早く、つまりツアー開始当初に演奏した数曲を、本編よりも粗いカット割り、ズームで写したもの。ちなみに、このライヴ・ボーナス・トラックのうち数曲は、すでにCD音源化。 それでも、ディスク2のツアーのドキュメンタリーで、若き日、メジャー・デビュー前のU2の可能性を信じ、新たに借金をしてまで、彼らのマネージメントを引き受け、そのまま現在に至るマネージャー、ポール・マクギネスがドキュメンタリーの案内役を務める姿を拝めたのには、ファンとして感激しました。
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