ほとんどおどしとも読み取れるタイトルであるが、中身は親切そのものである。 新書版だが、情報量が多い。 朝食を抜くと健康によいという説の理由には多くのページをさいているし、実際に朝食を抜くときの注意点、断食の効能、西式健康法の紹介、よくある質問、体験者の実例、一日二食のメニュー例、塩の取り方、甘いものの取り方、野菜の食べ方、肉の食べ方、玄米のこと、牛乳のこと、外食のこと、などなど、細かいところまで気を配って書かれた、実に豊富なコンテンツである。 病気も治るし、慢性疲労もなおる。 なんと、がんになりにくくなるし、お肌のトラブルや、薄毛脱毛にも効果があり、仕事の効率も上がるという。 なにせ、眠っている遺伝子まで起きてしまうのである。 少食は、いいことづくめなのである。 本の最後には、一日二食で効果のあった病気の名前がずらーっと羅列されている。 こうしてみると、相当に、強力な療法である。 まちがったやり方はかえってよくないようなので、ためしてみるかどうかは、この本を熟読してからにしよう。
テレビでもおなじみの香川靖雄教授のそっくり似顔絵にまずびっくり。学生の講義用に書き下ろしたという本ですが、読み進めるうちに、まるで先生の講義を聞いているようです。おまけに本文の横には各段落ごとのポイントがまとまっていて、理解を確認しながら読み進めることができます…とっても親切!去年発表のあった「食事摂取基準」についてもわかりやすく解説してあります。「食事摂取基準」の無味乾燥な表もポップに仕上げてあって、けっこう楽しい。コラムがまたおもしろい。栄養学の基礎もきちんとわかってよいけれど、わたしは終章の未来の栄養学がおもしろかったです。栄養学って日々進歩してるんですね!
バランスの良い定食形式なのが嬉しく、しかもパパッと作れて時短にも。
夫婦共々、マラソンが趣味なので レース前夜、当日の朝食メニューとメニュー選びのアドバイスがあり助かりました!
とてもわかりやすいのでよかったです。音声付きなので買いましたが作る時音声で認識するので手がはなせない時に便利です
断食といえば甲田光雄先生です。本断食は危険性があるようです。半断食をお勧めします。私も体が重く感じたとき、朝食・昼食抜きで夕食は玄米食を100回咀嚼する半断食をたまに試みます。3日後の捕食の美味しさは、食べ物に対しての「ありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいになります。断食は健康に対しての諸刃の剣ですので、本書を参考にして実行することをお勧めします。
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