国際映画社ですか…。全部「見たことない」ですね、私は。
確かに「全部TVサイズ」という点で、「2枚組みフルサイズ」と比べると「作成効率がいい」反面「聴いてみるには物足りない」というのはあると思いますよ。でも、収録されたアニメを調べてみると、「1作品も欠けてません」ね…やれやれ…。
題目で書いた6曲とはズバリ「21〜26」のことで、これは「アニメサウンドミュージアム Vol.1」の「15・16・23・24(ここまで『亜空大作戦スラングル』)・19・20(ここまで『ななこSOS』)」に該当します。あと、最後の2曲(ふたり鷹)も「アニメ歌年鑑'84」で収録されましたからね。それゆえ少し価値が落ちてこの評価…ということです。
でも、他はかなり貴重だと思いますね…他にそれらのフルサイズを収録したCDがあるのでしょうか…^^;。
1984年放映のアニメのOP・ED曲集。
目玉は「北斗の拳」のOPかもしれませんが、私は「ペルシャ」と「ウイングマン」を挙げたい。
「見知らぬ国のトリッパー」は聴き応えありました。
「ルパン三世」はプロ野球中継で度々中止になっていたパート3のためか、
どうにも印象が薄いですね。
少し大きめですが、中々使い勝手が良い。ネックレス、リングのショーケースとしては十分ですね。
火事になってしまった小料理から必死の思いで貫也が持ち出したモノ。 それは里子とをつなぐ架け橋でもあり深い部分をもつなぐモノだった。 2人のモノだったものが貫也のモノになり里子がそのものを持ち出そうとするがそのモノは するりと手を抜けて他人の手に渡ってしまう。 それはまさにリレーのバトンのように手から手に渡って行く。
一度見た時に感銘を受けて結果的に何度も見ることになったこの作品は 西川監督が今ままでの評価を振り切って踏み込んだ所でものを作ろうとしている。 新しい地平に行こうとしてるのを感じます。音やセリフ、部屋の小物のディテールまで含めて ひとつの画面の中の情報量が多いので見れば見るほど発見があって 考えさせられたりはっとさせられたりしました。 それはそのまま東京という街の多面性や重層性を語っているのかもしれません。
貫也と里子の話が縦糸だとしたら緯糸は2人の詐欺行為にからんでいく女性達です。 結婚できないOL、DV夫から逃げ出してきた風俗嬢。黙々とトレーニングに励む孤独なアスリート。そしてハローワークで働くシングルマザー。2人が悪事を働くことになるきっかけとなる不倫で大金を手にしたOL。 様々な登場人物で紡がれた群像劇でもあるこの作品の中の誰かが あなたかもしれないしそうじゃないかもしれない。 そんな人物達が織りなすエピソードのどこかに共感できる、あるいはわざと嫌悪感を持たせるようなフックが 無造作を装いながらトラップのようにいろんな所に用意されている。 簡単に思い通りに気持ち良く転がってくれない。 まるで人生はそんなに簡単にうまくいきませんよと嘲笑うように。俯瞰からの視点。悲喜劇。
どういう形にしろ男と女が関わっていくということ。駆け引き。 一緒に生きて行くということ。 子供という存在。 理想の愛の形ってどーいうことなんだろう。 そんなことがぐるぐる頭の中を駆け巡ります。
築地の魚市場、ビジネス街、下町の居酒屋、工場、さまざまに切り取られた東京の風景や夜景が美しい。 そして今もそんな場所で様々な人が様々な思いをかかえながら様々な形のバトンを受け取ったり落としたりしている。 なんども見返すためにもぜひ手元に置いておきたい一本です。
ふたり鷹は言うまでもなく鷹という名前が付いた2人の男の物語です。 その終焉を迎える11巻ですが,果たしてこの物語のゴールを切るのはどちらの鷹でしょう。感動のラストです,全巻購入して楽しんでください。
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