「死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり」GACKT謙信、見参!この大河ドラマはGACKT謙信のためにあり。現実にもGACKTさんは、中越震災、東日本大震災にあたり上杉謙信にふんして新潟の上越に現れて皆を励まされました。感謝!
新田次郎原作なので ・家臣のうち内藤昌豊、小山田一族等が出てこない。 ・今川義元は、信玄・勘助の裏工作で信長に討たれた。 ・三条夫人がとても陰湿な公家姫。 と色々と気になるところはありますが、全体の出来は素晴らしく、昨今のトレンディ大河とは 一線を画するものです。
完全版第弐集は基本的に死に向かって進んでいくストーリーなので泣ける要素が多いです。
でも、一番の見どころは山県昌景の「この妖怪!」の台詞でしょうか。
既に他のレビュアーの方がこの映画の魅力を的確に書かれているので、重なる部分も多々あるかと思うが、あえて自分の感想をかけば、日本映画黄金期(1950〜60年代前半)に活躍したスタッフ・俳優が結集した、最後(に近い)正統的時代劇だと思う。
俳優も三船敏郎、佐久間良子、中村錦之介を軸に、志村喬、中村翫右衛門、月形龍之介などのベテラン、まだ若い緒方拳、子供だった中村勘三郎、そして石原裕次郎と豪華。主要なキャラクターも一つ一つのシーンが印象的なので、くっきりと造形されている。 合戦のシーンも今観ると凄い。あれだけ馬を使う撮影、今は出来ないのではないだろうか?
佐藤勝の音楽は1950年代頃の大作時代劇を思わせる。そして監督の稲垣浩の演出は重厚で正統派そのもの。余計な小細工はなく、俳優の存在感を活かした画面を作っている。もう少し盛り上がる部分があれば、とも思ったが、それよりも正統的で重厚な画面作りを優先させたのではないかとも思う。
この映画のあとも、大作時代劇も、正統的な時代劇も作られた。日本映画黄金期の余韻がまだ残っている頃に作られたこの映画には、やはりその時代の最期の輝きと重みを感じる。時代劇ファン、日本映画のファンなら一度は見ておいた方が良いと思う。
蛇足だが、山本勘介(三船)と由布姫(佐久間)の関係は、稲垣監督の代表作「無法松の一生」の松五郎と吉岡夫人を思い出した。
この本を買いました。
まだ小学3年生の甥のクリスマスプレゼントの1つとして購入。
渡す前に、私も内容を確認しましたが、戦国武将を学ぶ入門書としては、結構、いいのではないでしょうか。
とりあえず、渡したあと、甥が「毛利元就が・・・」うんぬんと電話してきたので、この本を買って良かったと思いました。
日本の戦国時代を舞台としたRTS。 海外メーカーにありがちな独特の日本観によるゲームと思いきや、かなり歴史に忠実に作り込んである。 ジャンル的には「信長の野望」シリーズと重なると思われるかもしれないが、豊富な陣形や戦術を駆使した合戦がメインとなっている。 敵AIも結構手ごわく、最初はあっさりと敗北してしまったが、試行錯誤を繰り返しながらなんとか勝てるようになってくると、ハマります。
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