日本ではおなじみの14曲が英語でロックな感じにカヴァーされたアルバム。
英語のロック調が合ってる曲と、合ってない曲と、あんまり変わってなくてそのままじゃん?って曲があるけど、だいたいにおいておもしろく仕上がっていると思う。
もともとロックっぽい曲はどっちかっていうとあんまり変化がなくておもしろくないんですが、GIROPPONとか羞恥心とか、もともとがちょっとバカっぽい歌の方がカヴァーされるとかえってかっこよくなっててすごくいいです。意外性が楽しい感じ。
元の14曲をよく知っている人ならネタとして楽しめるのではないかと思います。
何より歌っている本人がすごく楽しそうな感じでよかったです。聞いてて元気になれそうな気がしました。
超親日家としても有名な奇才Andrew wkのファースト。 ちなみにこの鼻血は彼の血では足りず動物の血を使ったそうです。
馬鹿らしい程のテンションを最初から最後まで通してくれます。 ここまでうるさいポップソングを聞いた事があるでしょうか。 一曲目を聞いた瞬間に爆笑してしまいました。 弾ける様なピアノ、激しいギター、そしてボーカル。ここまで相性が良いとは思いませんでした。
ロックが好きな人は、二曲目を聴き終わった頃には間違いなくファンになっているでしょう。
ライブでTシャツを汗だくにして叫んでる彼の姿は時に異常にすら見えるかもしれません。 ただ裏に隠された知性によってこの作品はぐっと濃いモノになってるのでしょう。 間違いなく最高のファーストアルバムです。そして彼にとって巨大な壁となったと思います。 これを超える事が出来た時、彼は史上最強のアーティストになれるでしょう。
遺伝子操作によって人間が階級付けられた近未来。 身分を偽りながらも遺伝子の優劣の差を乗り越えて宇宙飛行士を目指す男と、優秀な遺伝子を持ちながら事故によって車いすの生活を送る挫折したアスリートの男の物語です。 遺伝子によって優劣が決められてしまう階級社会という、無機質で暖かみのないイヤな世界観がえがかれていますが、その中で何とか頑張ろうとする主人公の姿には共感を覚えます。ジュード・ロウ演じる挫折した男が人生をあきらめた感じで主人公とは対照的に描かれていて印象深いです。 観終わった後にいろいろと考えさせられる映画ですね。
ロックンロールなんていうものは、本来、こう在るべきなのではなかろうか。
音楽的理論、理屈、作者のバックボーン、経歴、時代的背景、
果ては歌詞カード、日本語訳詞、ライナー・ノーツ、曲名、何も要らないじゃないか。
全ては「鼻血のやつ」と略称出来る。ただCD取り出してオーディオにぶち込んで、
プレイ・ボタンを押せば良い。それだけだ。あとはそこがベッドの上だろうが、
フローリングの上だろうが、畳の上だろうが、街頭だろうが、ダンス・フロアだろうが、
踊るだけだ。動くだけだ。振るだけだ。躍動を楽しむだけだ。
何しろこの爆発力が素晴らしい。過剰なまでの肯定、肯定、肯定。
不純物皆無の生命賛歌。白日のもとに晒されて開き直り突き進んだ人間臭さ。
人間なんだ、踊れば良いじゃないか。何も喜ばしいことや祝うべきことがなくとも、
踊れば良い。それだけだ。
それだけの、価値がある作品だ。
「一匹狼」の特典DVDがあまりにも最高すぎたので、これは物凄いものができるに違いない!と期待していたのに…。
高級素材なのに、調理方法を思いっきり間違えて料理しちゃった感じ。中途半端なホラー演出といい、見せ場のないツアー中の映像といい、本当に、なんでこんな感じにしちゃったんだろう。これならシングルのPVを収録するとか、あるいは逆に彼のシリアスな一面にスポットをあてるとかしてほしかった。
見てよかったと思えたのは、特典に収録されていた車椅子での「Party Till You Puke」でしょうか。傷を負って動けない状態で演奏することで、逆に迫力が増している。そして笑える。
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