70年代、ジェームス・テイラーは多分世界中で一番愛されてたシンガーだったかも知れない。 かつての奥さんはカーリー・サイモン。あの頃のジェームスのギターに触れたくて、この本を 開くと、当時の彼のメロディラインが浮かんでくる。
Sweet Baby Jamesもいいアルバムだけど、このアルバムは、聞き所が全曲dから、儲けものよ。 キャロル・キングも歌った「きみの友だち」を初め、バイオリン(フィードル)がかっこいい「ライディング・オン・ア・レイルロード」、心にしみいる「目を閉じてごらん」「遠い昔」などや、Jamesのソウルっぽさジャズっぽさも味わえちゃう、もうお買い得盤ね。
廃盤になっていた、レーベルの垣根を越えた2003年デジタル・リマスター盤の廉価再発。安くなっても、歌詞・対訳は完備。 キャロル・キングとの来日公演に向けて絶好のタイミングでのリリースですね。 70年代のシンガー/ソングライター・ブームの中心人物なので、スウィート・ベイビー・ジェイムスとともに、ぜひとも聴いていただきたいです。オーガニックでアコースティックな演奏が心地よいです。 気に入ったら、同じシリーズなら、ヴェリー・ベスト・オブ・ジャクソン・ブラウン (ワーナー・スーパー・ベスト40)を聴くのも、いいです。
これは「猿の惑星」シリーズのBOX版ですが、安めなのでお買い得だと思います。一作目、テイラー宇宙飛行士達が、惑星で遭遇したのは、野生の猿等ではなく、二足歩行をし言葉を話す猿。フランスの作家、「ピエール・ブール」の着想である、猿と人間の逆転社会という風刺にも似た話を見事に映像化しています。リメーク版はこの部分が弱いんですよね。だからつまらない。また、二作目では、核戦争によって、超能力を持つに至った人間達も登場し、深く考えさせられる内容。このBOXには「猿の惑星」シリーズの全五作が収録されています。伏線に次ぐ、伏線といった感じで、よく繋いだなとも思いますが、全五作、一貫しているのは、主役の猿達が、遭遇しても余り脅威ではない野生の猿達とは違い、賢く聡明で知性があり、人類を脅かす別の怖さを兼ね備えているという点です。そこが重要であり、このシリーズの面白い所です。ざっと、このシリーズをチェックしたい方は是非。全部楽しめます。
このアルバムはLPで昔よく聞きました。彼のプライベイトスタジオ(たぶんDVD「プル・オーバー」で出てくる2階建ての丸木小屋でしょうか)で録音されたもので録音は本格的スタジオで録音されたようなきれいなエコーは入っていませんが、仲のよい仲間たちとセッションをした感じの音です。曲順に聴くと「寂しい夜」から徐々に気持ちが明るくなって最後は加速的にさあ明日もがんばろうと言う気分にさせてくれます。
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