白泉社「花とゆめ」で連載中の美内すずえ原作の名作が、昭和59年4月〜9月に「エイケンの製作で」アニメで登場した、その版での曲集です。テーマは「演劇」そして「女優への道」です。
OP曲とED曲が「TVサイズ版(1・15)」「フルサイズ版(16・17)」両方揃えているのがいいですね。また、イメージソングとして当の主演声優・勝生真沙子さんの曲として「18」があるというのはいいと思いますよ。
登場時期としては、2回の「キャッツ・アイ」の間に入る形で(OP歌手で区別すると、以前の方が杏里さん、以後のが刀根麻理子さん)、しかも「魔法の天使クリィミーマミ(昭和58年7月〜昭和59年6月)」から「魔法の妖精ペルシャ(昭和59年7月〜昭和60年5月)」への変わり目のタイミングで登場していました。 うーん、その位置となると印象としてはかなり弱いのでしょうね…、「キャッツ・アイ」や「クリィミーマミ」「ペルシャ」がかなり目立ったのと比べると^^;。
あと、私の感覚としては、白泉社発のアニメ作品で「輝け!週刊少年アニメ王」シリーズのような「主題歌集」の企画が成り立つと思いますがどうでしょう??その案を書いてみますと。 「パタリロ!」(3曲)→「ガラスの仮面(エイケン版)」(2曲)→「ピグマリオ」(2曲)→「みかん絵日記」(3曲)→「赤ちゃんと僕」(4曲)→「彼氏彼女の事情」(2曲)→「フルーツバスケット」(3曲) …という調子ですね。結構買いたい人が多いかなと思いますが、どうでしょう<(_ _)>?
夜中の25:30という「おたくの時間帯」に放送されているテレビシリーズをDVD化したもの。私の場合いつもVTRで録画されていたものを見ていたので、こういったDVD発売の企画があるのは大変嬉しい限りです。テレビの放送52回分が13枚のDVDになるようです。DVD化が放送後半年程度とすると、全部揃うのは2006年の9月頃でしょう。 テレビではレターボックスの放送ですが、ワイドテレビのズームモードで見ていました。DVDでは恐らく最初から16:9で480ラインでの映像処理になるでしょうから、その場合はフルモードでの表示が可能になります。このため画質的には大きな向上が期待できます。 このテレビシリーズの声優さんですが、姫川亜弓役は矢島晶子さん(=クレヨンしんちゃん)なんですよね。実に特徴的で印象に残ります。声だけだと主役が食われてしまいそうです。そういえば主役の小林沙苗さんも時々クレヨンしんちゃんに出演していたりします。一番しっくり来る声優さんは、月影千草役の藤田淑子さんでしょうか。厳しさと優しさを合わせ持つ声です。早く発売してほしいものです。
昭和50年に始まったこのマンガも、ようやく49巻まで来ました。 昼ドラでも流さないコテコテの内容は本巻でも健在です。
特に、詩織さんの超弩級の崩れっぷりが凄まじく、 '@詩織さん、お葬式事件 'A詩織さん、入水事件 'B詩織さん、放火事件 と立て続けにやってくれました。
ガラスの仮面には「白目をむく」キャラが多数出現しましたが、その恐ろしさにおいて詩織さんを凌ぐものはありませんね。
…後は、聖さんがようやく前面に出てきたことくらいでしょうか。それ以外は記憶に残っておりません。
マヤは相変わらず愛だの恋だのにボケたままですし。 そろそろ役作りに専念したらどうかとも思うのですが……30年くらい役作りに励んでいるのだから、いまさらどうこうしなくても良いのかも。
創作者としての立場を放棄してしまったのかと悲しくなる。美内先生にできて他の人にできない最たるものは、読者をぐいぐいひっぱり、魂をわしづかみにすること。そろそろ寄り道は止めて、我々の手に、話の結末を届けてほしい。幼いころ第1話を「花とゆめ」でリアルタイムに読んだときの衝撃は、未だ色あせていないのだから。
また、ひとつの項目について長く描くことが話の質を上げることとは限らないと思う。初期のテンポのよさはどこへ行ってしまったのか。他の著者で恐縮だが、萩尾望都さんの近作「バルバラ異界」など、あれだけの内容を詰め込んでわずか4巻である。ぜひ見習ってほしい。著者の加齢による劣化だとは思いたくない。
シンプルだけど飽きのこない巧妙なメロディー。 それを飾る深みのある暖かなブラバンアレンジ。 これらに歯切れの良い乾いたビブラートが溶け合い まさに最高のハーモニーを奏でています。
メロディーの無い流行の音楽に飽きたら是非一度おためし下さい。
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