毎回制作されているワールドカップ・オフィシャルフィルムのDVD化。
日本版タイトルのようないわゆるドキュメント作品ではなく、
少なめのナレーションと試合映像で、
簡潔に大会を振り返る記録映画のようなものだ。
もちろん全試合収録ではなく、全64試合中「17試合」をピックアップ。
イギリス・ドイツ製作なのでこれらの国の収録時間がやや長めになっている。
試合映像はピッチ上のカメラ中心で、個人的には逆効果と感じる。
特典映像にアンリ、中田英寿、カンナバーロらへのインタビューを4分から10分ほど収録。
大会や代表について語っているが、あくまでおまけの映像と考えるべきか。
この商品の唯一の良い点は、金子達仁・倉敷保雄によるコメンタリー。
参加国や選手、試合についてのコメントはもちろんだが
イングランド戦はトイレが混む(サポーターがビールをよく飲むから)といった
試合会場の雰囲気、ドイツの町の様子など
大会中現地で過ごした彼らのエピソードはどれも興味深く、楽しいコメンタリーだ。
とは言え
本編113分特典映像を含めると「164分」とボリュームは悪くないものの、
商品価格に見合う内容であるかは疑問。
この作品を見ただけでは大会をよくわかるとは思えない。
他の商品で補足する必要があるため、結局は無理して見る商品ではないだろう。
商品に関しては申し分ありませんが、もう少し価格が安ければ良かったと思います。
とても美味しゅうございました.迅速にお送りいただき,感謝します.
今回の本に関して、いつものレビューよりも厳しい評価が多かったので
買おうかどうか迷ってました。
今までの本のように、内田さんの素敵なリメイクや工夫などはほとんど載っていないので、そういう記事を期待されている方には
物足りない本かも知れません。
ですが、私自身は内田さんの家にある雑貨や服のセンスが好きなので、単純に「へー、こんなお店もあるんだ」とか、
「こんな雑貨初めて見たけどやっぱり素敵だな」と、欲しいものリストがどんどん追加されていって、大変楽しく拝見できました。友達同士で「へー、かわいいね。どこで買ったの?」と言うような会話をよくされる方にはおすすめだと思います。
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