当時流行だったミクスチャーロックバンド中でも群を抜く個性と実力を持ったバンドだった。音を一言で説明すると「アヴァン・メタル」だろうか?。 これはトータリティの面で全作品中最も完成度が高いオススメのアルバム。独特のユーモラスな面が抑えられたシリアスなムードはこの人たちにしては珍しい。怪人ヴォーカリスト、マイク・パットンが実権を握りだしたのもこのアルバムあたりからで、ボソボソと何かつぶやいたと思ったら突然絶叫し始めたり、朗々と歌い上げたりと幅広い歌唱が聴ける。スケールの大きい、ハードかつ美しいメロディラインが聴ける6。このアルバム中最も明快でカッコいいファンク調の9。へヴィで重苦しいこのバンドならではのアヴァンギャルドな個性全開の71112あたりが聴??所。解散が本当に惜しまれる・・・・。ヴォーカリストのマイク・パットンは各種ユニット、ドラムのマイク・ボーディンはオジー・オズボーン・バンドで大活躍中。
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