私は特にチェロを使った1.山頂に吹く風、チェロとバイオリンが交じり合った23.山の見える街が好きですね。雄大さと新鮮な空気が目の前に広がる感じで、本当に気持ちが安らぎます。
朝起きてすぐにベッドの中で聞きたいアルバムです。
いい一日がイメージできそうです。
深田久弥のことが良く解る本のようです。山の事も詳しく書かれていて面白かったと喜んでもらえました。
2008年のほぼ一年を通じて、朝日新聞出版から「朝日ビジュアルシリーズ・最新版日本百名山」が発売されていました。これは、本文庫の文字通りビジュアル版で、深田久弥氏が選んだそれぞれの山々の現在の姿を大判週刊誌に掲載しようとする企画もので、なかなか感動的なものでした。
深田久弥氏の「日本百名山」のオリジナルは昭和39年(1964年)刊行という事ですから、今から約45年前のことです。この文庫本を読み終わって、あらためてこのカラー版のビジュアル本を見返しています。
深田氏が単独であるいは友人等と登頂された山々の中には、福島県の燧岳(ひうちがたけ)、群馬県の武尊山(ほたかやま)、長野県の雨飾山(あまかざりやま)のように、当時はほとんど知られていない山々もあります。しかし、この「日本百名山」で紹介されたからかどうかはわかりませんが「ビジュアル・シリーズ」の記事を見る限り、これらの山々も人気のある山になっているようです。登山用の山荘とか民宿等々も出来ていたりしていますね。
深田氏が歩かれた当時と2008年〜09年の現在の山々の状況を見比べるのは、なかなか興味深いものがあります。
45年前は、あの尾瀬沼辺りもそれほど登山者が訪れることは少なかったようですね。昨今の初夏の尾瀬の混雑状況を見ると隔世の感があります。
深田氏の文章は日本の神話からの引用も多く、神々が宿る日本の山々という雰囲気で筆を進めているのですね。
本書は、深田氏の個性的な文章と氏の登山観等も披瀝されており、これからも日本に「登山」「山登り」「山歩き」等々の言葉で表現されるスポーツがある限り、読み継がれて然るべき内容を持っている「名著」だと思います。
このDVDには10の百名山が紹介されています。ビデオのときは一巻に5つでした。
コストパフォーマンスが良くなりました。
草津白根山 温泉で有名な草津から登ります。白根山は日本中にありますが、いずれも美しい。草津白根山も美しい稜線でわれわれを魅了します。
四阿山 山の形が四阿に似ています。サーカスのテントの様にも見えます。山の形がユニークです。
浅間山 雄大な姿に圧倒されます。火山活動のため頂上付近には入ることが出来ません。はやく頂上が解禁されるよう祈っています。
筑波山 百名山では珍しく1000メートル未満です。男体山と女体山からなる双耳峰です。残念ながらアンケート調査ではいつも人気のない山になっています。
白馬岳 一度登ったことがあります。頂上から日本海が良く見えます。夜は漁火が幻想的です。高山植物が有名で女性に人気があります。
五竜岳 八方尾根から縦走しました。恐ろしくきつい山です。頂上からの展望はすばらしいの一言につきます。
鹿島槍岳 双耳峰の美しい山です。冷池山荘まで行きましたが台風のため下山しました。返す返すも残念でした。またチャレンジします。
剣岳 北アルプスを代表するすばらしい山です。一度登りました頂上からのながめも最高です。のぼりにはカニのタテバイが下りにはカニのヨコバイという難路があります。それでも多くの人を引き付けるすばらしい山です。
立山 剣岳の帰りに登る予定でしたが体調不良のため中止しました。残念です。日本三大霊山のひとつです。その姿は神々しいの一言につきます。
薬師岳 巨大な山です。残念ながら未だに登れていません。何といっても山が遠いのです。立山から縦走するとロングコースになります。折立からピストンするのが一番楽ですがそれでもアプローチが長い。もっか思案中です。
ティビーエス・ブリタニカの「百名山の人―深田久弥伝」田澤 拓也著を先に読んでしまったためか、こちらの方は殆ど同じ構成なのでそんなに引き付けられるものもなく読んだ。 文献や資料からの引用は多いが関係者からの取材が少なく、臨場感に欠けているためか? 値段が安く、関係者の写真もあり、年譜の付いているのがいい。 今更ながら深田久弥は二重苦を背負って生きていたんだと痛感した。 しかし深田の「シルクロードの旅」は何年か置きにもう3回も読み直したほどで私が深田ファンであることには変わりはない。
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