ジャーナリストである勝見氏がサントリー伊右衛門や新横浜ラーメン博物館などのイノベーションの過程(要はヒット作品誕生秘話)を物語的に紹介し、それをさらにイノベーションの大家ともいうべき野中教授が経営学的視点から解説&分析する、というパターンがひたすら繰り返されていく構成になっているのですが、これが全体に心地よいリズム感とテンポを生み出していて、よく出来た謎解き小説の短編集のようにとても面白く読めました。 またこれらのヒット要因を探っていくと、実は今多くの企業が陥りやすいアメリカ的分析マヒ症候群からは遠く離れた、日本社会独自の知識や知恵の集積から生み出されていたという事も驚きで、日本人としてなにやら誇らしい気持ちにさせてくれる本です。
クリムゾン・エンパイア公式ファンブックは未読の為比較はできません。
・内容・・・書き下ろし含むアートギャラリー、簡単なキャラクター紹介、キャラクターの設定画、背景画集、店舗特典ギャラリー、小説、コミック、付録ドラマCD
ドラマCDは約33分。 エドワルド(鈴村健一)、ミハエル(緑川光)、カーティス(石田彰)が出演し、「主人公について語る」というもの。 前置き長め(約11分)ですが、そこでの掛け合いも楽しかったです。 前作「アラビアンズ・ロスト」の内容にもほんの少しだけ触れているので、前作でのカーティス好きにはうれしいかと。 実際、私はほぼこのCDが目的で購入したのでうれしかったです。 ほんの少ーし触れるだけなので、知らない人も全然問題ないと思います。
このイラストが特別好きという訳ではないのですが、キャラクターの設定画は楽しめました。 キャラクターの服や武器、CGの線画に細かくコメントが付いているのが良かったです。 欲を言えば、各キャラの設定(ラフ)画をもっと見たかったです。
小説はジャスティンルートのED後、結構長めでマーシャルも少し出てます。 雰囲気は、ゲームをされた方は分かるかもしれません…甘々ではないですが、甘いです。
コミックは48ページ。 5人の作家さんによる、メインの攻略キャラ5人とマイセン&ミハエルのストーリーが楽しめます。
クリムゾン・エンパイアのキャラ、イラストが好きな方には、いろいろな角度から楽しめる内容で良いと思います。 ただ、本の内容の半分がコミックなので、資料や設定が目的の方は物足りなく感じるかもしれません。 ファンブックなので、そういうものという気はしますが…
ブルースはあまり好きではない。理由は総じて単調だからである。このコミックの第4巻は未読だが、第3巻についていえば、欠
点は、これだけの量がありながら、RJが初めから終わりまで、牢に閉じ込められたままでいることである。そのため、緊張感が
緩み、高揚感がしぼみ、単調になり、やばくなくなっている。マニアックな読者でないと、辛いのではないか。
夕日や月や富士山、スカイツリーと色々コラボしてます。 そんなにマニアックではないものの映像はきれい。 あと、職人さんがかっこいい。 固い内容ながら、ナレーションがさわやかでいいです。
高校時代の同級生である小町が経営しているバー「カーネリアン」で偶然再会した唯威。バーテンダーが小町とは気づかず自分がリストラされとこを喋ってしまい落ち込むが、小町の好意でカーネリアンで働くうちに小町のことが気になり始めて・・・・。 フェロモン全開の小町と恋愛初心者の唯威がラブラブになっていく過程がとっても面白かったです。桜城やや先生のイラストも素敵で一気に読んでしまいました。アダルトな恋愛が好きな方におすすめですよ。
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