1話ごとの話のまとめ方も上手くなってるし、作画も安定しているので安心して読むことができた。 アニメ化と相性の良さそうな作品なので期待していましたが、この巻で最終巻です。 私はこの作者のバトルシーンの作画がとても好きなので、次回作はその路線を期待したいですね。
ただの予想ですが、Vジャンプで連載したら人気が出そうな気が・・まあスクエニ在籍で全く問題ないですが。
次回作に期待です!
1巻と同様素晴らしい作品になっていると思います。
千沙耶を狙う新キャラクターの透が登場して、今後はややバトルシーンが増えていくのかな?と思いましたが、結局その子もこの作品の良いドタバタ感にうまくマッチしてまとまっていると感じました。今後の関係が楽しみです。
それ以外の千沙耶と耶櫃の話、委員長との過去の話なども、ドタバタのなかでもストーリーがしっかりとしているので、感動できる話になっていると思います。
あとほんの少しですが、有楽先生の前作品である「東京アンダーグラウンド」好きの方には嬉しい心づかいもありますので、是非読んでみてください。
東京アンダーグラウンドは最初バトルラブコメみたいな感じだったのが途中から ただの戦闘モノになって残念だったけど、鬼切様はやっぱ今巻でも最初からのコンセプトからぶれずに続いてて、 非常に毎回楽しみです。(ただ、連載は遅いですけど)
まぁ、ギャグの面では東京アンダーグラウンドの時から作者は苦手だっていうのは気付いていたのですが、 下手に下品な笑いをとろうとする萌え系に比べたら、こういう純粋に女の子のために 一生懸命頑張る男の子の話というのは、読み終わってからも気持ちいいですね。(サービスカットも多め)
東京アンダーグラウンドも最初の頃はそういうタッチだったし、それが今作では小学生の主人公というのが より際立ってると思う。
途中から『ジ○リ?』みたいな展開もありますが、親子の描き方も有楽さんらしさが でてて良かったと思います。
東京アンダーグラウンドみたいなバトルモノを期待されてる方なら 鬼切様の戦闘シーンはしょっぱいかもしれませんが、一巻からの雰囲気が好きな方なら、 今回は一番気に入ると思います。まぁ、今回は久々に主役メインの話ばかりなので、 サブキャラの出番が少ないのが残念ですが。
久々のデリコの新曲!!ドラマの主題歌としてマッチしていたけど、さすがデリコ!個性的で凄くかっこよかったので、ドラマの内容よりデリコの曲の方の印象が強かったです…。 やっぱり音がイイ♪今回の曲も絶対ハマってしまいそうな、デリコワールド炸裂な曲です。
昔の日本は、もっと集落が小さくて、良きにつけ悪くにつけ、もっと片寄せあって暮らしていた気がする。そんな気持ちを思い起こされるドラマです。
高尾山の住民たちは、いい意味でも悪い意味でも、他人のことに干渉していく昔ながらの日本人として描かれています。
すぐ噂になるし、たまらない面も多く、外に出てしまった長女と、外にあこがれる次女。共に高尾山の箱入娘です。良い家の子女とは違って、早く帰らないと帰れない、という設定の面白さが秀逸ですね。
見た後に、ほんわかとしてくるのは私だけではないと思います。まだ、ご覧になっていない方はお試しあれ。昔の日本もいいなと思えるはず。本当にいいドラマです。
蛇足ですが、高尾山のケーブルカーで上がったすぐの所の十一軒茶屋さん(ドラマの古森家です)に飯島直子や深キョン、キース役のマークコントン、純平役の玉山鉄二の写真が飾ってあります。それを見ながら、花が売っていた焼団子をいただくと楽しいですよ。
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