経済格差を縮小し、富が広く行き渡る社会という主張には100%同意する。但し、経済格差の議論は、アメリカの場合と日本の場合では必ずしも同様に議論はできないのではないかとの思いが残る。アメリカの富裕層と日本の富裕層のレベルは全く異なるし、税制、社会保険制度も異なる。アメリカに比べると日本の方が社会的な所得再分配機能は機能している部分もある。又経済格差も今より所謂高度成長時代の方が統計的には大きかったとの主張もある。でも一億総中流社会と言われたのは、経済成長が実現し、今日よりは明日が良くなるという期待が実現してきたからであって、格差が縮小していた訳ではない部分もある。 本書の最後にある提言は非常に貴重であるが、一番今大切なものは経済成長政策にある。購買力を中間層が持たなければ総重要は喚起されないとの主張も確かにあるが、まずは分配する富を作り出す成長に乗せる政策をベースとして本書の様な政策を真剣に考える必要がある事が実感される。日本の場合には、買えないというより買いたいものがないという現実も考慮しなければならない。 いずれにせよ本書でも指摘されている様に、極論に流される事が一番怖い。その為にも政治への不信の払拭が必要との指摘がなされているが、実はこれが一番の問題かもしれない。
2011年の必読詩集。
3・11以降、ことばは変わっていく。
その変わっていく姿をリアルタイムで記録している。
長い感想を下記のブログで書いています。
http://blog.goo.ne.jp/shokeimoji2005
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(内容は)信じる必要はありません。すべてを受け入れる必要はないし、人それぞれでいいと思います。でも、日本人、すべてが読んでみるべき本だと思います。
極端に分かれる批評も、内容がかなりショッキングで今までの固定観念囚われていると拒絶反応大きいからだと思います。
喩えて言うと、宗教信者に教祖を否定するような、国民総決戦、戦争真っ只中で日本敗戦、戦争無駄論、唱えるような内容だからです。
災害犠牲者を冒涜するもの・と言う意見は、違うと感じます。
なぜなら、人工地震という技術がれっきとして公表され、今までに使用され事実がある以上、考察すべき事柄であるからです。
万が一にでもその可能性が考えられるなら、あたまから、「ありえない」で済ますことこそ、犠牲者に対する責任放棄、投げ出すことになるのではないでしょうか?
一ヶ月以上経った現時点で、地震の起こった原因等、科学的解説等、地震学者が全く発言ないのもオカシイと思います。
地震波や震源等の考察、その他余震についてのデータ公表、静岡の地震に対して東海地震も予測される今、もっと、大きく取り上げらるべきでしょう。何故無いのか・・?
内容の「事実」を感情論ナシに理性で拾って構築していくと・・ある意味、今までの常識から、かけ離れた世界が広がっていくかもしれません。
それは、ある意味今までの腑に落ちないと感じていたことの解決に導くヒントが隠されている・・気がします。
ホントのことは公けにされないと言うこと。
私達は知らず知らずの内にマスコミ発する情報が正しいものとして考えるベースになってしまっていると言うことです。
マスコミとはどういうものか、新聞、TVの成り立ち、トップは?等・・もう一度、一から学んで、客観的に考え直してみるいいヒントになる本だと思います。
私はこの本をキッカケとして、すべての社会の事柄に対して、与えられた思考ではなく、自分の頭で考え直すこと、強くお薦めします。
さいとう・プロの劇画で、主人公の顔がゴルゴ13なのに面食らうが、すぐになれるので心配は要らない。 いわずとしれた小松左京の「日本沈没」のコミックなのではあるが、若い人には新鮮かもしれない。というか、たまたま(これが「たまたま」なのか深い計算のうえなのかということも考えてみると面白いのであるが)同じようなテーマを扱ったかわぐちかいじの「太陽の黙示録」(特に第1巻)と同時期に出たこともあり、読み比べるのも面白かろう。 原作が小松左京ということもあり、科学的な記述には問題がない。第1巻で特筆できるのはバチスカーフの原理が非常に分かりやすく説明されていることだろう。このことだけでも読む値打ちがあったと思っている。
30食分ということなので、 家族3人だと1人あたり10食=>3と1/3日分です。 食べていないので味は不明ですが、 そして何よりも25年保存可能というのが素晴らしいです。 他の非常食(保存期間5年程度)のもの (自宅近くのスーパーで1食約400円、5年分30食で12000円) と比べると、 5年ごとの更新の必要が無いので、最初こそ支払う値段は高めですが、圧倒的にコストパフォーマンスが優れていますし、 子どもが成人するまでは確実に消費期限を気にしなくても済むのがありがたいです。
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