この本に出会ったのは、建築を勉強していた学生の頃です。 最初に目を引くのは、メキシコのソウルカラーであるピンクをはじめ、鮮やかな壁面の色なのですが、それとは反対に、この写真集からは、謙虚さをものすごく感じます。家主の一人が、「この家では毎日発見がある。」と語っているように、写真のひとつひとつを見ていると、建築がどうだということよりも、「自分がここにいたらどんな気分になるんだろう」ということを考えてしまいます。三宅一生さんをはじめ、著名人多数訪れているみたいですね。
自分も複数購入の内のひとつです。注文後は対応が早く、注文した即日に発送されました。おかげさまで素早く入手できました。梱包も丁寧にされてあって文句なしです。
全体の9割近くが写真で構成されており、建築の事はさっぱり解らない私にとっては解説よりも作品をカラーで見たいのでとても気に入っています。
兎に角美しいです。はっとさせられるピンクも不思議と癒されます。
カバーを外した時の真っ赤な装丁に、ゴールドのロゴも無駄が無くカッコいいです。
小さめのサイズの本で、持ち歩いて読むのにも便利です。 写真もきれいでバラガンの生い立ちも、少ない文ですが分かりやすく説明されています。 このような建築本は値段が結構高いことが多いので、この仕様と内容で2000円までいかないのはとても有り難いですね。 全体的に満足出来る、充実した書籍だと思います。
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