(長い間,本CDのレビューが,誤って「フォークルさよならコンサート」の方に掲載されており,今回,一斉に削除されました。そのために再度投稿します) 本CDは,兼ねてから発売されていた「フォークルさよならコンサート」(ただしジャケットには英語でFAREWEL CONCERTと書いてあるので紛らわしい)とはまったく別もので,1968年10月17日の大阪フェスティバルホールでの録音テープが長い間URCの倉庫に眠っていたものを2003年にURCが35年ぶりにCD化し,それが今回ポニーキャニオンから再発売されたものです。(なおCDを聞く前に,付録のライナーズノーツを一読して,本コンサートの概要を先につかんでおくことをお勧めします。) 聞いていて最初は「これが解散コンサート?」と思わせるほど,アットホームな雰囲気の,なんか学生バンドがやる小ホールでのライブのような感じですが,やはり最後はしんみりした感じになりました。また,付属の「イムジン河」のDVDも貴重なもので,私はこれで「動画の(=動いて歌っている)フォークル」を初めて見て感動しました。フォークルファンなら是非持っていたい一枚です。
今までの全シングル収録のベスト盤は、解散した後に、メンバーが知らないうちに勝手にシングル盤化されてしまった「つばさ」を入れてのものばかりで、当時を知らない人が作っているんだろうなと、残念に思っていました。これによってキャンディーズの最後のシングルが「つばさ」だと誤解される事が多いという弊害も生まれていました。このベスト盤は活動期間のラスト「微笑がえし」までの全シングルを並べた初のベスト盤です。ボーナストラックに「プロポーズ大作戦」の「ラッキーチャンスを逃がさないで」を入れるというセレクトも良いです。欲を言えばテレビ番組関連曲ならもう1曲、2曲、「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」の「卒業」「悲しきためいき」が入ってたら良かったと思います。
久しぶりに昔ファンだったキャンディーズが聴きたくなって購入しました。 既に廃盤となっており中古品としては価格が高いかなと思いましたが、聴いてみるとそれだけの 価値のある作品でした。 キャンディーズがまだメジャーになっていない頃のアルバムですが、彼女達の 歌のうまさと、歌手としての音楽性の高さに改めて感じ入りました。 その他のアルバムもまた購入したいと思っています。
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