じゃりン子チエは2度アニメ化されているのですが このCDは91年から92年にかけて放送された新シリーズ チエちゃん奮戦記のサントラです。 新シリーズのOPEDだけでなく、ボーナストラックとして 旧シリーズのOP「バケツのおひさんつかまえた」と ED「ジュー・ジュー・ジュー」の2曲もフルサイズで収録されています。 意外に思われるかもしれませんが、この旧シリーズのOPEDを フルサイズで収録しているCDはこのサントラと 懐かしのミュージッククリップの2枚しかありません。 劇伴のほうも当時のバラエティ番組で使われたりしましたので 楽しめると思います。
*追記 現在はOPEDを収録したじゃりン子チエのミュージックカプセル が発売されてますので、旧作の主題歌は全然入手困難ではありません。
とても温もりのある、登場人物が生き生きとした良いアニメです。 付属のサントラもいい曲がいっぱいでうれしいですね
チエちゃん、テツ、小鉄、おばあはん、ヒラメちゃんに、カルメラ、お好み焼き屋、花井はん、ヨシ江はん、、、
大人になってあらためて読むと、子供の頃には感じなかったペーソスに気きました。 単行本でいえば12〜13巻くらいまでは喜劇に対しての哀感が保たれていて、それが登場人物たちを生き生きとさせています。それ以降は突如としてキャラクターの背後からそれぞれのドラマが消えて、愛すべきマンネリの世界に変わってしまいます。
そういう理由で、初期の頃のテツにはあらためて注目してしまいます。子供のころはチエちゃんと同様、なぜヨシ江はんとテツが結婚したのか分からなかったけれど、大人になった今、少しだけ分かる気がします。
テツのカオに斜線でカゲが描かれる(シリアスになる)シーンがある頃の「じゃりン子チエ」には、大いに笑わせてほろりともさせる、本物の太い笑いがあると思います。
私もじゃりン子チエを見て育ったと言ってもいいくらいなのですが、この「どらン猫小鉄奮戦記」奥が深くてすごく面白かったです。 本当買ってよかったです。 読まれた方は同じだと思いますが、後半の「どってんどってん どってんばってん」の所や 「ドロローン」には声を出して笑ってしまいました。 じゃりン子チエは何年経っても色あせない最高の漫画だと思っている今日この頃です。
私は昭和版(1981年10月〜1983年3月まで毎日放送TBS系列にて放送されていた番組。)のほうが馴染み深い(というか関東では昭和版しか再放送実績がない…)ので、平成版(チエちゃん奮戦記)は少ししか知らないので、正直よくわかりません。(確か、チエちゃんだけ昭和版と同じ声優さんで、後は声優陣がガラリと変更されていたはずです。話数も3クール分並ですが、放送日時はちゃんと4クール分です。恐らく、放送延期日が長かった時期があると推測…関東では何故か未放送。当時、少年アシベが絶賛放送中だったので知名度が低いのは云うまでもありません。) 昭和版の風情ある絵柄からガラリと変わり、一気に“平成です!”感がある作品だったかと思います。うーん、第2期(平成版)の割には物足りなさ感があるかもしれません。(テツの絡みが少な過ぎ…チエちゃんも、昭和版と比べるとやや大人しくなり過ぎた印象です。後は、ネコはどうした〜!?)
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