千秋編DVDに続いて発売された、のだめ編DVD。 ジャケットの装丁は、まるで千秋編と対になっているかのような造りになっています。 趣きあるセピア調の写真がとても美麗で、本棚に並べて配置すると実に格好良い。 また特 典の鍵盤バッグは、サイズ1 8×1 7cmで思っていたよりミニサイズでした。 お財布と携帯ぐらいしか入らないサイズです。
嬉しかったのは、ラヴェル:ピアノ協奏曲ののだめ単独バージョンが観れたこと。 途中でRuiの視点とは切り替わらずに、最初から最後までのだめアングルでの演奏が 収録されています。 また緊張感を出すために、敢えてリハなしで挑んだショパン:ピアノ協奏曲も見応えがあります。 こちらは終始クリック音入りの映像になっていて、集中を高めて演技に挑む樹里ちゃんの 姿が垣間見れます。 残念だったのは、二台ピアノの余分映像一切なしバージョンが収録されていなかったこと。 出来れば千秋編DVDのように、映画本編とは異なるカメラアングルで観たかったところです。
ランランとのスペシャル対談で印象に残ったのが、「クラシックなのに気持ちはロック」という表現。 何とも樹里ちゃんらしいというか何というか(笑) 確かにあのショパンは情熱的且つエキサイティングで、凄まじいロック張りのエネルギーを感じました。 余談ですが、ピアノ演技で酷使した樹里ちゃんの腕をマッサージしてあげる優しい玉木さんに ほっこりしました♪
上野樹里の凄いところは、役に完全に入り込み、全身を使った多彩な表現が出来ること。 特にそれを感じたのが、ショパン:ピアノ協奏曲でした。 オケの長い前奏から、叩き付けるように入る力強いピアノ。迫力あるタッチと柔らかなタッチが 絶妙に使い分けられていて、手だけではなく肘や腕、肩等、上半身全体を使って音楽が奏でられている。 特に素晴らしかったのが、第三楽章。 第一楽章の凛々しい顔付きから、音楽と共に次第に表情も和らいでいき、軽やかに肩を揺らして 優雅でダイナミックに音を鳴らしている。 「弾き」の演技に表情や息遣いも加わり、エアピアノなはずなのに、映画本編では 本当に弾いているようにしか見えませんでした。見事です!
千秋編DVDが非常にクオリティが高かったので、それと比べてしまうと若干見劣りが してしまうかもしれませんが、上野樹里演じる野田恵のピアノ演奏メイキング総集編として 充分に楽しめる内容だと思います。 願わくば千秋編&のだめ編をセットにして、ブルーレイで販売してほしかったですね〜。
要所要所で笑えました。素敵な作品だと思います。
上野樹里さんすばらしいです!!
蒼井優さんもいろんな役をこなせる女優さんですが、この作品においては上野樹里さんの魅力を再確認しました。
ゆるい淡々とした、ありえないけどツボをつかれ納得できてしまうおかしな映画でした。
映画後編を観た後に買いました。 のだめはドラマで知り、クラシック音楽もテレビで耳にする程度でしたが、とても良かったです。 映画を思い出しながら、また、クラシック読本で曲の背景を知りながら聴くことで、クラシック音楽をもっと聴いてみたいと思うようになりました。 そしてもう一度、後編を観に行こうと思っています。のだめが好き、でもクラシックにあまり馴染みがない、という方には特にオススメの一枚です!
TVで"聴いて",某デジタル配信で買い,聴いてます。
良い歌です.可愛い歌です.綺麗な歌です。 Aメロと云うのか,最初の方は上野樹里さんの"のだめ"っぽい甘え声のような感じで,サビに近づくにつれ透明感と伸びのある素敵な歌声に変わっていきます。 上野さん自身の作詞作曲と云うことで,なかなか良いセンス(才能)をしていると思います。 いわゆる「(わりと批判される)最近のJ-POP」の方々よりもずっと良い歌を創っています。
しかし,このわずか2分26秒の歌を800円のCDで買うか? と云われたらちょっと懐に余裕がないと手が出せません。 曲の時間当たりでCDの価値が決まるわけではありませんが,カラオケ(インスト)も入れて約5分。 ジャケットに上野樹里さんのヴィジュアルも無いですし,「みんなのうた」の映像DVDなんかも無し。 さらにデジタル販売もされている以上,CDのみでは高いと感じます。 と,云うよりも,そもそもCDで売る気はあまりないのかもしれませんね。
毎回サントラが出る度に思うのは、「全曲」入れて欲しいということです。
「千秋真一指揮ブラームス交響曲」のみが完全全曲演奏。その他は毎回ドラマで使われた部分の楽章のみ。ドラマでは短くなってはいるけれど、本当はこれだけの長さの曲を演奏・指揮したんだ!という楽しみ方こそ、サントラを使ってうまくすすめてほしかったと思います。
毎回チョコパフェの上だけ、ストロベリーショートケーキのひとくちだけ、の選曲にはがっかりします。のだめでクラシックにはまったからこそ、のだめオケをはじめとするオケの渾身の演奏が聞きたい、聞かせたいと思うわけです。
逆に、短い楽章で構成するのなら、もっと細かくBGMを入れてもいいのでは。
値段が高くなっても、コンプリートの1枚(1枚なわけはないでしょうけど)が欲しいですね。
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