90分必要なのかどうなのか…俳優さん本人が大好きで購入したんですが、たぶん個人的にトルコという国にあまり興味が持てなかったんだと思います。なんだかひたすら長く感じました。素の俳優さんが観られるという点ではよかったんですが…。特典映像は短くて期待してただけに残念です。
若い方は少しでも興味をもてば出かけていってあたりはずれを確かめればすみます。しかし、老人になるとアプローチに体力を要する所だと確かめ楽しむ以前に疲労困憊してしまうのが問題です。それで期待はずれだったりすると頓死しかねません。カッパドキアはわけのわからない飛行機にはできるだけ乗りたくなければアンカラからバス6時間の道のりになります。十分迷うところで、国内物件でまにあわないか本書で検討してみました。奇岩など景観◎VS阿波の土柱× 大陸のスケールには日本の地形はたちうちできません。ただ荒涼とした景色はあまりに厳しくて長くはたえられなさそうです。地下都市△VS東京の地下鉄、地下街○ 手掘りにはおどろきますが、今は人々が生活しているわけではなくただのほら穴同然で東京のほうがおもしろいでしょう。最後は洞窟修道院のフレスコVS江戸の幽霊画です。11世紀にこの地にキリスト教が残っていたことを示すもので歴史的価値はあります。しかし、美術的価値となるとどうでしょう。人間味が感じられないのは神、天使、聖人の類だからかまわないでしょう。かといって聖なるものを表現しえているかというと疑問です。大きく見開かれた目は死んでいて不気味です。一種のグロ味が好奇心をそそるが座辺に飾って眺めていたいものではありません。というわけで私的には行かない方に傾きましたが、皆様はいかがでしょうか、一般旅行ガイドを見て迷っている方は手にとってみられるのもよいかと思います。
カッパドキア三教父の生涯、思想、教義論、教会史への影響についての概論である。
大バシレイオス、ナジアンゾスのグレゴリオス、ニュッサのグレゴリオスというカッパドキア出身の同時代の三教父について概説レベルで紹介した本は日本ではこれくらいではなかろうか。
ニカイア公会議以降でコンスタティノポリス公会議に向かう時代を生きたこの三教父は、ニカイア信条が公会議で確定されたにもかかわらず、その後ニカイア派が政治の干渉を受けて押されていた時代に、ニカイア信条を守ることと、コンスタティノポリス公会議における聖霊を含めた三位一体の教義確立に貢献した人物である。
とはいえ彼らの著作は膨大であり、個々の典籍を当たっていたのでは、彼らの主張を把握するのに時間が掛かりすぎる。その意味でこの本はそれを初学者向けに概論として纏めた良本である。
あえて言うならば、著者の主研究対象であるニュッサのグレゴリオスに割いているページが他の二者に比べて多く、それでもなお語りつくせていない感じが伝わってくる。中でもモーセの生涯と雅歌講話の説明はかなりページ割いても若干消化不良を感じた。 とはいえ、このページ数でここまで概観できれば概論としては十分ではないかと思う。
彼らはアウグスティヌスやヒエロニムス等と違って、日本ではメジャーではない教父だが(英語圏でもそうらしい)、この三教父の思想を知ることは、キリスト教の三位一体論を理解する上で重要である。 興味のある方は、是非、一読してみて良い本だと思う。
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