おじさんがご飯をおいしそうに食べるだけのドラマですが、とても面白いです。 心の中の台詞を言うシーンが非常に多く、 回が進むたびに「うまい」に重みがでてきます。 見ている側も、おいしそうだなあと笑顔にさせてくれます。 そしてお腹が非常にすいてしまいます。 見ていると時間がふわりと流れていくのに、見たあとは 財布を握り締めてドラマと同じものを食べに行きたくなるんです。
ぜひ午後5時ごろから見始めて、お腹を鳴らしていろんな物を食べに行ってみてください。 きっといつもの外食よりおいしいですよ。
(原作既読の人について) 原作者の意向らしいのですが原作のエピソードは一つも入っていないことに注意です。 でも原作の空気はしっかり再現されています。 ところどころで原作の台詞も使われています。
とても良いです!
笑えます
でも、決して軽く無い
下手なお笑いより面白い
70年代フォークの香りから
ブルース、ジャズ、ソウル、ファンク(?)
久住さんの、拘りを感じました。
YMOネタが入ってたら(あの名曲のカバー?)
☆5個だったのに
残念(笑)
題名も地口になっていますが、(「花の慶次」とかの「花」と主人公の名前が「花」なのを掛けている)、漫画全体を彩るダジャレの数々が、言葉だけではなく細かく漫画で描写されている点(例えば散らかった部屋の中で探し物をするコマではヘッドランプ付きのヘルメットを被っている)ですとか、久住さんが作り出した食事に関する細かい事を漫画で書き連ねる技法も今では当たり前になってしまっているのですが、この作品は原作と作画が見事な化学反応を起こして、花さんならどんなにズボラでもダジャレを言っても許す状況を絶妙に作り出して居ます。主人公の主婦「花さん(30才)」は福満しげゆきさんの妻に負けない魅力を持っています。
原作者久住さんの長年のパートナー、泉晴紀さんのトレンチコートの男や谷口ジローさんのガチガチのデッサンで描かれた主人公では生まれなかったこの感覚、素晴らしい萌え漫画です。
花さんの名誉の為に申しますと、ズボラとは言えコンビニ弁当や冷凍食品をレンジでチン、と言うレベルよりは遥かにまともに料理をしています。壮絶に散らかった部屋と比較するとどうしても甘い点数になってしまうのですが…(花さんの優先順位は料理>洗濯>掃除)。
作画の水沢悦子さんは別名でその筋では有名な方らしいですが、私は「アオハル」の四コマと本作で初めて知りました。己が不明を恥じるばかりです。
明るい花さんの独り言が多いのは、やはり旦那さんが単身赴任で寂しいからなのか、などと普段は考えない事を思ってしまう実に魅力的な漫画です。お薦めです。
今回はタイトルからも解る様に「ちゃっかり」昼間から街中にある「温泉」に入って、その後は当然「呑む」という久住ワールド全開の一冊。 その温泉のたたずまい、風呂・お湯の感じ、お客さんの様子、置いてある酒、ツマミ、そこの「お勧め」メニュー・・・等々、で、「やっぱり昼から温泉で一杯なんて贅沢すぎる・・・」という・・・そう、氏の前作「昼のセント酒」の続編とも言うべき「温泉編」である。 構成は「昼の・・・」と一緒であるので、前作の余韻を楽しみたい人にはうってつけだろう、が、もうチョッと変化を付けてもらいたかったと言う感じもする。 ただ、やはり「昼から温泉⇒呑み」という、どうしても優雅で贅沢な非日常空間には惹き込まれてしまう物がある、悔しい?のだが・・・
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・ 久住昌之は以前、和泉晴紀と組んで、泉昌之という名で「ジジ・メタル・ジャケット」というマンガを「ブルーズ&ソウル・レコーズ」に連載していた。また、谷口ジローと組んで、「散歩もの」というマンガを発表している。どちらもなかなか面白い。特に後者は東京近辺の隅々を歩くのが好きな私には合っている。
・ というわけで私は本書を入手したが、正直なところ物足りない。やはり絵の力無しで銭湯と居酒屋などの話では飽きるのである。
・ 中で特に面白いと思ったのは、1981年にガロを発行していた青林堂の社長と銭湯に行った時の話。
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