平易な英語(ハリポタよりちょっと難しいくらいか?)でぐいぐい引っぱり
飽きることなく最後まで読み通せます。
村上春樹の文章力は評価が高いですが,翻訳版でも
展開のうまさや構成力が生きている,というのが,
どんどん読めてしまう理由だと思います。
もちろん,翻訳もうまいと思います。
面白かったのが,知的障害者のナカタさん,「フクシのお世話になっている」そうですが,
「SUBSIDY」と言うべきところを「SUB CITY」と言ってるところです。
「副・市」でしょうか?
原作は1000ページくらいある上下巻ものですが,
このVINTAGE版は,ちょっと大きいけど470ページ弱の1冊に収まっていて
お得な感じもします。
内容は難解だと思います。
最後までがーっっと読ませておいて,「あれ,終わり?」という感じです。
物語をわざと収束させず,色々な謎をオープンなままにしているのです。
そういう話をあれこれ解釈して咀嚼するのが好きな方にとっては
余韻の残る傑作と感じられると思います。
やはりエバンスの最高傑作アルバムの一つ、深夜、または明け方のちょうど東の空が薄明かりになる時間にこのアルバムを聴くとやさしく幻想的で涙が出てくる。エバンスのピアノとラファロのベースそれにドラムがちょうど良く絡み合ってヴィレッジ・ヴァンガードの生演奏でその熱い雰囲気が伝わってくる。最初のエバンスのピアノにドラムシンバルがやさしく絡んでくる出だしは思わず鳥肌が立ちます。 エバンスの数あるアルバムの中で一番好きです。
昨日初めて使用してみました。
いまいちつけ方がわかりませんでしたが、適当につけても外れることはありませんでした。
音に関しては、いままでのものよりは良いと思いますが、高音寄りで低音は期待できません。
私は低音はあまりなくても気にならないので、そこそこ満足です。
もう何十回と聴いているが、聴けば聴くほどいろいろな空気が流れてる。 その空気を吸って、細胞一つ一つに、モンクのメロディ-が入り込んでくる 雨上がりの空気のように・・・。 我感せずといった感じに取られがちだが、持論をもって、ひとりひとりをちゃんとまとめている。 なぜだろう・・・こういう疑問がモンクの魅力なのかもしれない。
CD全38枚、総録音時間44時間12分、全552トラック、総容量2.4GBです。
朗読者は3人で、青豆の章は女性、天吾の章と牛河の章は別の男性です。
同章内で青豆と天吾の対話的な場面もあります。
(『ねじまき鳥クロニクル』は、あの長編を男性1人が読み尽くしました)
3人の朗読者は、声質も発声法も、まずまず好ましい印象です。
(『アフターダーク』、『ノルウェイの森』、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の、
ナレーター達の声質と発声法は、私は苦手でした)
"Degital Copy" は、全38枚分が3枚に圧縮されたCDです。
これはパソコンでは音声を容易に楽しむことができましたが、Walkmanに録音することは私の能力では不可能でしたので、
38枚を1枚1枚、2日がかりで録音しました。
以来、通勤往復時に552トラックのシャッフル再生を楽しんでいます。
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