今月号は、読者アンケートによるクラシック音楽ベストテンとして 1 あなたが好きなクラシック音楽演奏家は? 2 あなたが好きな指揮者は? 3 あなたが好きなオーケストラは? 4 あなたが好きな鍵盤楽器奏者は? 以下全39問読者アンケートを特集しています。各設問を検討していくと種々面白い事が解ります。 例えば1 パヴァロッテイが何故1位なのか?カラヤンの人気いまだ衰えず。小澤は、大病からの復活で人気上昇! 2 小澤 カラヤン クライバーは、解るけど何故メータがランクインしているの? 4 アルゲリッチ、ポリーニの人気衰えず。しかし、グルダ、ブレンデルは何故ランクインしていないの? 10 小澤 朝比奈の人気衰えず 16 ベートーヴェン ブラームス バッハ モーツアルトの人気衰えず。17 ブルックナー マーラー好い曲もあるが長すぎる。武満 シェーンベルク 解りにくい 19 ベートーヴェン第九 ブラームスSYN.1は解るが、バッハ マタイ受難曲、ワーグナー 指輪は何故ランクイン・・通して聴いているのかな?モーツアルトは、フィガロが入って、何故SYN.40は入っていない? 23 何故チャイコフスキーVn.CO.が1位(メンデルスゾーンはランク外になりそうなのに) 27 ボエームが何故1位 37 39 ソフトは購入しないが、コンサートへは行く等色々な事が解ります。 総じて意外と保守的ですが、時々訳の解らない物がランクイン(しかも高位)しています。私も20代後半から30年以上購入してきたレコ芸の購読をやめました。(マンネリで面白くない)また、デイスクリポート以来ずっと購読してきたCDジャーナルも止めようと思っています。(巻末の新譜紹介が縮小された。)ソフトの販売量が減ってきているので、これらを紹介している雑誌も難しい時期に入ってきていると思います。
大変綺麗な仕上がりで大変満足しております。これからも機会ありましたら利用したいです。
神尾真由子さん表紙のストリングスがあったことにまず感激! 中古とはいえ新品同様で、プレミア価格も惜しくありません。
私の大好きなヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴーの映像を見ることが出来るという理由から思い切って購入しました。結果は、場外ホームラン的大当たり! お目当てのジネット・ヌヴーの映像、ショーソンの『詩曲』を弾きながら、指揮者のシャルル・ミュンシュをひたと見つめる眼差しも素敵だったけれど、それ以外の映像も、個性的な名ヴァイオリニストたちの演奏が目白押しなんですね。2時間近く、画面に釘付け状態で、見ていて何度か、涙があふれました。ヴァイオリンに関心のある人はもちろん、クラシック音楽を愛するすべての方に、「これ、すっごくいいですよ」と、おすすめして回りたくなったDVDです。
ハイフェッツ、エルマン、シゲティ、ミルシテイン、フランチェスカッティ、スターン、ティボー、コーガン、オイストラフ、シェリング、メニューイン・・・・・・。彼ら、それぞれの色と個性を持ったヴァイオリン界の巨匠、名匠たちの綺羅星の如き演奏を、その演奏風景とともに見ていく幸せ。本当に素晴らしかった。 なかでも、ロシアが生んだ巨星ダヴィッド・オイストラフの演奏には圧倒されましたね。ショスタコーヴィチの『ヴァイオリン協奏曲第1番』の、大変な集中力と深みをはらんだカデンツァに、「こんなにすげぇヴァイオリニストだったんだ!」と。心から感動しました。オイストラフとメニューインのふたりが並んで弾く、バッハの『2つのヴァイオリンのための協奏曲』も素敵だったなあ。
それぞれの映像の合間に差し挟まれるコメントは、彼ら自身、優れたヴァイオリニストであるイツァーク・パールマン、イヴリー・ギトリス、イダ・ヘンデル、ヒラリー・ハーンといった面々。ヴァイオリニストとして立場を同じくするだけあって、そのコメントは、さすがに慧眼、「なるほど」と思わせるもの。歴史的映像のアクセントとして、ちっとも邪魔にならないばかりか、名ヴァイオリニストたちのスタイルの違いを知る上で参考になりました。 それと、日本語字幕の訳(関口暁子)が的確で、よかったですね。頭にすっと入ってくるこなれた日本語の文章が、好ましかったです。
協奏曲とはこういうものでしょう、といった作品です。さすが、神尾さん♪ 技術的にもすばらしいし、情熱も伝わってきます。こんな風に弾けたらどれだけ楽しいだろうと思いました。練習してもなかなかこんな風にはなれませんね。ヴァイオリンの音色も透き通っていて、綺麗に響いています。惚れ惚れです。
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