古代ローマの歴史漫画 ローマとガリアの話です 季刊連載のため刊行ぺースは遅いですが、じっくり話が練られており、絵もカッコ良くイキイキしています。
これをほとんど内水先生一人で書いてるので驚きです 今回は主人公ヴェルチンが中心となっています ヴェルチンがすごくカッコ良いです。おまけページに時代背景など書いており勉強になります
あとがきには内水先生のこの漫画への思いが書かれております
とにかく歴史好きにはたまらないお薦めの一冊です
構成や演出、キャラの作り込みなどしっかりとしています。 確かに読んでてあんまり楽しくなく、小中学生が中心の少年ジャンプでは受け入れられずあえなく打ち切り。 個人的に好きな作品だったので残念です。 内水先生にはヤングジャンプか、ウルトラジャンプでも良いので是非、戻って来て欲しいです。
中世のヨーロッパ、教会の権威が絶対で、医学においても古代ギリシャや古代ローマの権威が信じられており、外科医の地位はとても低く、医療行為は祈祷と大差がないような時代だった。そんな頃に、現代医学と大差がない外科治療を行う遍歴医師の家系、メディル家の当主の少年バズの成長の物語。 メディル家を異端として狩る聖騎士との対立や、当時の標準的な外科医との対立があり、従者であるロザリィや患者たちとの関係があり、派手さはないものの正統的な少年漫画という気がする。ただ、現代の医療が標準である世代には、当時におけるアスクレピオスの驚異的な能力という設定が伝わりにくかったのではないか。設定的には面白いのだけれど、少し理解するのが難しかったのかもしれない。
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