(ちょっとネタばれ含むかも)「不法所持は犯罪!」覚せい剤のことと思いきや、チョコレートのこと。今の時代のどこかの国で健全健康党という党が政権を握り甘いものを摂取することは体に悪いということでチョコレートなのどの甘いお菓子を摂取することも持つことも罪になってしまうという法律を作ってしまった。そんな中でチョコレートが大好きな二人の少年がチョコレートの密造を計画し、地下にチョコ・バーまで作ってしまった、という話。
自由を手に入れるために制限を打破しようと一生懸命になる子供の成長する姿をわかりやすい表現で書かれていて、万人に受けれいれられる作品になっていると思うし、500ページの容量だけど、勢いよく読ませてくれる作品になってる。また、独裁的な政治を行うどこぞの国のようにも見えるけど、自由を奪い、力で弾圧しようとしても、本当に自由を願う多くの人が集まればその圧制的な政治は終わりをつげる時が来るという難しいテーマを扱ってることにも注目したい。しかし、チョコレート食べさせて社会復帰させるのには笑っちゃうな〜。ただ、ちょっと無理やり感は否めない(子供向けに書かれているという意味もあるのでしょうけど)ので星は4つで。さあ、いっしょにシュプレヒコールを。「すべての人に自由と正義とチョコレートを!」。
表紙を見て、分厚さを感じて、ずっと気になっていながら手に取らなかった作品。 でも・・・勇気を出して(?!)読み出した。 とまらない。そう、こんなことはあるはずがないのだけれど、もしかしたら、社会に関心を持たなくなって、政治や経済など自分と関係ないや、と選挙にも行かなくなったら・・・起こってしまうかもしれない。 この作品のように「チョコレート禁止令」などに始まる不思議な法律を作ってしまう世の中が・・・ 普段はチョコレートがなくても全然平気な私だが、登場人物のスマッジャーとハントリーのチョコレート密売計画や、地下バーでの商売など、ついつい力を入れて応援してしまう。 そう、片手にチョコレートで読んでみてほしい。 このあたりまえだということの幸せを改めて実感できるから。
ストーリーはベタですが、ダンスや音楽がかっこよくて、楽しかったです。ダンスを習いたくなりました。サントラまで買ってしまいました。主人公の二人はスタイルも良くほれぼれするカップルです。この二人は実生活で結婚したようですね。
曲毎の良し悪しの差が大きい…けどトータルで見ると平均点以上◎
アップテンポだと Justin Timberlakeとの 《Love Sex Magic》 Chris Brownとの 《Turntable》 Missy Elliottとの 《Work》、 《G Is For Girl (A-Z)》や ボーナストラックの 《Echo》がパンチ効いてて良い味出してる。
スロー系だと、 《Never Ever》 ←Young Jeezyのラップは余計だけど…。 《Tell Me What~》 のメロディラインがなかなか良い。
その他は前作路線を引っ張った感じだけど、何かもう古臭く感じてしまう…。
機械的過ぎるトラックだと既にやり尽くした感があるから、上記のようなドラムビート効かせたダンスポップが妙に新鮮。
1st&2ndに比べると、一枚を通した『統一感』は劣るけど、シアラの新しいボーカルスタイルが楽しめるのではないでしょうか。
アメコミ風なブックレットも面白いし、DVDのPVの完成度は勿論、メイキング等の収録も満足の内容。
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