ワンダープロジェクトJの正統な続編であり、Jの謎が解き明かされます。 このゲームは二部構成です。 一部は育成ゲームです。島に慣れ親しむパートでもあります。 二部ではストーリーが怒涛のごとく展開し、最後まで突き進みます。 背景は水彩でキャラクターはベタ塗り。 まさにセルアニメの雰囲気を忠実に再現しています。 BGMもゲームというより映像作品を彷彿とさせます。 ストーリーや含まれるメッセージ性は実際に遊んで確かめてください。 当時普及していた技術の範囲内ではありますが、非常に作りこまれています。 完成度の高さはスゴいです。 中身の濃さもCD-ROM4枚組み相当です。 まさに駄作を許さないNINTENDO64の思想を貫く作品です。 職人芸炸裂の感があります。 しかし、ハードの普及率のせいか、CMの印象が悪かったのか、 発売後に在庫が溢れ、急速な値崩れを起こしたのは周知の事実。 わたしも500円で買いました。 ピーノとは打って変わってロリコン路線に走ったと誤解されのでしょうか? ただ、主人公の少女がパンチラを連発するのは確かです。 リビングのテレビで遊んだりしたら家族に誤解されます。 この点はいただけないので、星マイナス1です。 最近ではファンサイトも減ってしまいました。 行き詰った場合は古本屋で攻略本を探した方が確実かもしれません。 購入前の注意点をいくつか言えば・・・ ・ステレオ音声が無いと辛いイベントがある。 ・パンチラを連発するのでプレイしていて恥ずかしい。 ・付属のメモリーパックには1セーブしかできない。
結構辛口評価があってショックだったので評価してみました。
はっきりいってすっごく面白いですよ、これ。
ピーノはギジンといってゼペット爺さんが作った最新型のロボットです。見た目は人間と一緒。そして心もあるんです。 でもおじいさんが心を教える前に、政府につかまってしまったんです。だから、それを助けるのがプレイヤーです。
ピーノは人間に必要な心を、お話が進むにつれて得ていきます。それは自分も同じです。 彼に教えながら学び、彼と新しい人と知り合って友達になり、時に友達を傷つけてしまったり、逆に助けたりします。
世界観の設定もさることながら、一つのアイテムがイベントの成功に大きくかかわっていたり、パラメーターによっては彼の性格も変わります。戦いを嫌がる子になったりします。 それは時として変えていかなければならないんですが、本当にやりがいあります。
人間のダメなところも出ているけど、最後には感動が待っています。もう何度やったかわかりませんが、そのたびに最後は泣きます。 ピーノがイイ子すぎます。
本当に楽しくって、感動する素晴らしい作品でやりやすい設定なので、ぜひやってない人はやってみてください。
本当に何度やっても楽しいです!!
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