初回限定版といって、DVDに50分のインタビュー、それをCDにしたものが2枚で、この値段…購入する人はいるのでしょうか? 私は幸いにもヤフーの無料動画でこのDVDを観ることができ、内容は2時間のオーケストラとの公演、とても楽しめました。 いつも声が出ないと批判されているイアン・ギラン。もういいじゃないですか。 あの歳でハイウェイスターを歌ってくれるだけで十分です。 スティーブ・モーズ。私はリッチーなしのパープルは否定派でしたが、これだけバリエーションに富んだフレーズを今、リッチーに弾けるかと聞かれれば疑問符が打てます。 ジョンがいなくても代わりは元レインボーのメンバーなんだからいいじゃないですか。 頻繁に出しているライブDVDですが、今回は選曲が退屈せず最後まで観ることができました。 「スモーク・オン・ザ・ウォーター」もダラダラやらず、パッと終わらせてくれてメリハリが効いています。 ロジャーのベースソロも必見です。 私は懐が寂しいので、この値段では購入できませんが、他のライブDVD(スティーブ・モーズ以降)よりは絶対お勧めします。
アーティスト名義が明確に表示されておりませんが、音楽/ギター雑誌のインタビュアーとしても活躍する米持孝秋氏率いるAIR PAVILIONの実質2ndアルバムにあたります。1stアルバム「CUTTING AIR(Act.1)」に続き、米持孝秋氏と(元)FASTWAYのLEA HARTとの共同プロデュースで、参加ゲストにはPAUL DIANNO(元IRON MAIDEN)、SCOTT GORHAM(THIN LIZZY)、DON AIREY、BARNIE MARSDEN (元WHITESNAKE)やSAXON、FASTWAYのメンバーなどイギリスを代表するようなミュージシャンが揃いました。収録曲は次の通りです。
収録曲 1.Sailing (Instrumental) 2.Danger On The Street -I- 3.Big Beat, No Heart 4.Speed Kills (Instrumental) 5.She's Hot Stuff 6.It's Only Love 7.Lucky To Lose 8.Synth Metal 9.Waiting Here Alone 10.Crystal Eyes 11.The Fight (Instrumental) 12.Danger On The Street -II-
全体的なサウンドに関しては、ディレイが強く実音が掴みにくくなっています。(米持氏は何でもディレイを強く掛ける傾向にあります。)歌曲は高低差に乏しく平たいのでサビ部などで若干盛り上がりに欠けますが、音楽性は1stと極端にかけ離れてなく、7曲目の"Lucky To Lose"などはキャッチャーで聴きやすいですし、Instrumental曲の"The Fight"もなかなか格好いいです。 2曲目と6曲目がアニメーション「敵は海賊」のオープニング曲とエンディング曲に使われたためか、ここではサントラの表示がされていますがサントラは別にあるようです。
1983年リリース。ロイヤルフィルハーモニーオーケストラWITHフレンズ名義によるポリスカバー集・・・オーケストラとロックの融合てな感じの企画ものなのですが、つけたしのようにあるフレンズが油断禁物(内容はつまんないですが、笑)。中心人物はなんとドンエイリー(Key)で、アレンジ・指揮までやってます・・・いまじゃDEEPPURPLE、信じられないですねえ(笑)。ロックサイドの参加メンバーは、ロイウッド(Vo)・クリストンプソン(Vo)・リチャードベイリー(Dr)・ジョンマッケンジー(B)・キースエイリー(弟:G)・グラハムボネット(Vo)・イアンペイス(Dr)・ニールマーレイ(B)・そしてゲイリームーア!(G)・・・コラシアムIIじゃん(笑)。ゲイリーは、「TRUTHHITSEVERYBODY」「ARRESTED」「MESSAGEINABOTTLE」「INVISIBLESUN」の4曲に参加・・・正直目立たないレベルですが。「TRUTH・・・」は、ゲイリー・ドン・ニール・イアン・グラハムと言う最高のラインナップで一番の聴きものか(大した事ないです、笑)・・・グラハムのうたうポリスが、情けなくて素敵です(笑)。タイトルトラック「ARRESTED」は、ドンの書き下ろしインスト・・・コージーパウエルが行うオケフューチャーみたいな曲で、ゲイリーにはバリバリ弾いて欲しかった欲求不満の1曲。「MESSAGE・・・」は、ロイ・ゲイリー・イアン・ニールという顔ぶれで貴重か。「INVISIBLESUN」は、インストニューエイジ風で割りとゲイリー目立つ方ですね。話題にもならないアルバムで、コレクターズアイテムです・・・私はアナログでも買いましたが、2回くらいで棚直行でした(笑)。ゲイリー・レインボー周辺が好きな方用!!
1988年リリース。超絶技巧鍵盤奏者:ドンエイリーの初ソロアルバム(ってこれだけですね、笑)・・・感覚的にはリックウェイクマンあたりのコンセプトアルバムですが、内容は正直中途半端。レインボーファンよりは、コラシアムIIファン向けかな・・・キーボードは、勿論バリバリ弾きまくりです(おそらく当時最先端のYAMAHA DX7がクレジットされています)。参加メンバーは、ゲイリームーア(G)・キースエイリー(G)・ローレンスコトル(B)・コージーパウエル(Dr)・ニキアラン(Dr)・クリストンプソン(Vo)・コリンブランストン(Vo)・人見元基(Vo!)・メルギャレー(Vo)・・・13曲目での人見様、あなたは偉大です(堂々たる歌いっぷり)!!ゲイリーは、2・5・13・14に参加・・・「SONGFORAL」2バージョンは、泣き全開でオススメです!!7曲目のラストは、コラシアムIIの再利用でご愛嬌(笑)。最近は輸入盤(HP限定?)でボーナス入りがリリースされているようですが、国内での需要も潜在的にあると思うので紙ジャケあたりで出して欲しいものです。
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