1984年にビデオで出ていましたね。純ちゃんのファンは感情的にのめり込んでる人が人が多い。私もそのひとりなので、最初に言っておきます。1.OVERTURE 純ちゃんは蝉の蛹かな〜。2.玉姫様 さて緊張感の中、気合十分にライブが始まる。あらっ!純ちゃん、いきなり歌詞が頭の中から飛んじゃった。照れる笑顔のかわいいことったら。純ちゃんは他のライブ映像の「電車でGO」でも初っ端から歌詞間違えてます。このビデオのレーダーマンでも頭の中から一瞬歌詞飛んでます。ホントに笑顔のかわいい人ですネ。3.諦念プシガンガ 名曲。このコスチュームでの収録は一曲だけ。少し残念です。他の方も言ってるように収録全曲盤が欲しいです。4.電車でGO 純ちゃんの魅力全開です。5.レーダーマン 曲とロリコスチュームとが合ってないけど・・・。でも曲の中差し込まれるお姉さんっぽい画像(夜ヒットのレーダーマンからか)とのギャップが良い・・・かな。6.森の人々 この曲の内容のような疎外感は誰しもあるはず。佐伯氏と比賀江氏の才能に脱帽。7.ベビーラブ ロリコン男性のための曲ではない。ロリファッションは純ちゃん自身の趣味。これは純ちゃんしか似合わない。他の人では魅力にならない。純ちゃんは顔芸の名手でもあります。この曲一番好きかも。8.涙のメカニズム 映像のみで舞台の画像なし。純ちゃんの泣き芸。9.踊れない ライブは佳境、大名曲登場。しかし、セーラー服の純ちゃんも良いけど、映像の部分は舞台上では純ちゃんが一番奮闘しているところ。舞台上の純ちゃんも見たかった。10.隣の印度人 純ちゃんがインド風の振り付けをしようとしたところでカメラアングルが変わっちゃった。ちょっと残念。11.昆虫軍 おなじみの曲。これも映像の部分(目黒寄生虫館)は舞台上で純ちゃんが一番奮闘しているところ。見たかった。寄生虫は昆虫じゃないです。12.蛹化の女 羽根つきコスチュームでテレビに出たときは話題になったな〜。13.パンク蛹化の女 純ちゃんはこの曲を色々な歌い方(それぞれにパンクっぽいが)をしているので、You Tubeなどで聴いてみよう。1984年当時の特に思春期の女の子の中に「みんな嫌い、純ちゃんだけ好き」という人が多かったと聞きます。その時私は30歳に手が届きそうだったが、やはりそう思いました。それは28年経った今も変わらない。それと・・・こんなに寂しいビデオは無い。たった45分で大好きな純ちゃんに会えなくなる。それはホームシックにも失恋にも似ている。寂しい思いをしていると、最後に純ちゃんがいたずらっぽくタバコの煙を吹きかけるでしょ。それで少しだけ救われる。純ちゃん・・・永遠に。
蜷川実花の映画にかこつけたよくある企画盤。 というのが当初の感想です。そして多分それは事実です。
しかし、この選曲・・・ 憎い。憎たらしいほどに上手い。一人の戸川ファンとしての想い入れが無ければできない。 「蜷川実花、分かってやがる!」と驚嘆せずにはいられません。
ソロ、ユニット、ゲルニカ、ヤプーズ・・・ それぞれ違うカタチ・違う時代に世に出たはずの曲達が一枚の盤として綺麗にまとまっているという印象を受けます。
これから戸川純にどっぷりハマってやろうか、という意欲的なビギナー様にオススメしたいです。
戸川純さんは魅力的だ。そして痛々しい。この本の彼女のエッセイを読むと、彼女がどう「できあがったのか」がよくわかる。それは痛々しい過去の思い出だ。白黒写真に写る彼女は、彼女にしか出せない雰囲気をまとっている。魅力的な人だと思う。
彼女の本を手に取ったりCDを聴き直したりすると、当時の流行や時代、そして自分の当時の記憶まで呼び覚まされるようだ。
戸川純のユートピアいわば、戸川純の「エッセイ」を纏め上げた一冊。初版は、1987年。これより3年前に書かれた「戸川純の気持ち」が、ビジュアルをふんだんに盛り込んだいわばまさに(旬)の「純ちゃん」が活写されているのに対して、この「戸川純のユートピア」は各項目ごとに作者たる「戸川純」が思いのままに書き連ねたと云う、本当の意味での「エッセイ」と云えようか。幼少時の想い出を中心に比較的短いセンテンスで構成されているので、読み手も気軽に読める。ただし、現在では4倍近い(プレミア)が付いているので正味な話、購入しようかどうかと随分と迷った....。が、「戸川フリーク」である人なら手元に置いておけば密やかなる甘い悦に入ること請け合いである。彼女の嗜好や、諸々の情緒が襞の如く克明に記されている良書であるし.....。ちと、高かったけれどわたしは買っておいてよかったと想っている.....。
戸川さんの歌は、ソロアルバムとゲルニカしか聴いたことがなかった。このCDが出ているのを知って早速購入。初めて聴く歌が多かったのでうれしかった。戸川さんは色々な歌い方をするのが印象的。一見下手に聞こえる歌も、計算されているのだろう。インパクトがあるのは「さよならをおしえて」。一度聴いてみたいと思っていて果たされたのが「ラジャ・マハラジャー 」。意外性に笑ったのが「鈴木建設社歌」。ゲルニカの曲がもう少し入っていれば言うことなしなのだが。「絶海」はできれば入れて欲しかった1曲。
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