めちゃくちゃに面白い!訳ではなかった。けど、ヨーロッパのところはなかなかいいと思う。ドナウ、セーヌ、ライン川、引退したらぜひのんびりくだってみたいな、と思ういい景色でしたよ。NHkのDVDでした。深夜にやってる名曲アルバムの川版?お酒といっしょがいいのですかね。
クルーズの楽しみ方がわかりやすく書かれていてクルーズが身近に感じられました。写真もきれいだったし、命名式の様子も興味深かった。
世界の大河、がメいっぱい入ってるし、映像もそれぞれ見て楽しいのは確かですが、若干空撮が多いような…。大河を舟でゆったりとクルーズしている感じがもう少し欲しかったです。少なくとも買うときの内容のイメージはそうでした。まあでもビクトリア滝やコロラド川とか、空撮でこそ生きる場所もあって、一概にゆったりとしてればいいというものでもないですけど。ボリュームと映像の種類の多さは申し分ないと思います。
太西洋横断ヨットレース:ARCの創設者ジミー・コーネルがレース参加者や南太平洋の島々を巡るクルーザーヨット乗りを対象にインタビューし、人・艇・エリアをについて調査、統計整理した本です。
カリブ、南太平洋、地中海、インド洋など、世界中のクルージングエリアの季節ごとの風向き、台風情報などから、必然的に誰もが同じような時期に同じような航路で世界を巡っていると言う解説は興味深いです。実際に航海ルートを計画立てる為の基本的な情報は充実してます。いつか実現させたいロングクルースを夢見るだけでも心踊り、何度も読み返してしまいます。
夜間ワッチ、外洋での気象予報の入手方法、水、食料、護身用銃器、救急医療など、現実にどう対応している人が多いかなどの情報は充実しています。
あと、日本では奥さんはヨット遊びを毛嫌いし、夫一人がクルーザーに通うパターンになりがちですが、海外では夫婦でクルージングするのが当たり前で、女性心理を調査している部分は勉強になります。
一方、1989年に書かれているため、進歩の激しい電子機器や南の島の物価は為替変動などにより、情報が古い部分はありますね。
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