前シリーズのロックマンゼロにくらべ明るめな曲が多い印象のアルバムで、新世代のロックマンの若さを感じさせます。
もちろん所謂ロックマン的なハードなメロディも充実していて、期待通りにギターがギュイギュイいって焦燥感を煽ってくれます。
ボーカル曲の「イノセンス」はゲーム中のＢＧＭのアレンジ曲では無くイメージ曲です。
2Dアクションゲームが大好きな自分にとってはなかなかのツボでした。前作も良かったけど今作は変身できるモデルが増加し(倒したボスにも変身できる)、ボス戦においても倒し方によってメダルがもらえるなど、やりこみがいがあります。
アクションゲーム好きな人は買って損はないと思います。難易度も設定可能ですしね。主人公が男女選べるのも良かったです。
原作のゲームが、序盤から終盤までシリアス続きのストーリーなので多少コミカルなシーンを入れたほうが良いのかもしれませんが、ボス戦でギャグっぽいシーンが入ってしまうと、少し緊迫感が薄くなってしまいますね・・・。
元がGBAの「ロックマンゼロシリーズ」というハードな物語とつながっている世界なのでやはりコミック化は難しいのかもしれません。
(現に某雑誌のゼロシリーズのストーリーはひどかったですし)
ですがこのコミックは原作ファンの人も、原作を知らない人も、内容が少年マンガテイストで
なかなかに熱い展開なのでイケると思います。
それにアクションシーンは初の単行本とは思えないほど、作者さんがカッコ良く描かれていて
文句なしです！まさかハイボルト(序盤のボス)の技がこんなに破壊力満点にみえるとは(笑)
おなじみのバスターショットやゼットセイバーの動きもかなり強そうです。
欲を言えばこの物語のキーとなるライブメタル(英雄と呼ばれたレプリロイドの意思の結晶)にもっとセリフがほしかった！あればかなりストーリーに重厚さが出たと思います。
とくにモデルＨの元となった四天王ハルピュイアは生前
「自分の正義と忠誠心、そして本当に守るべき存在とはいったい何なのか」という葛藤を持ち続けていたカッコいいキャラなので、原作ゲームではもっとセリフがあったのですが。(悲)
しかし１巻の時点ではライブメタルはまだ３つしか手に入ってないので、スピーディなバトル
シーンと２巻の展開に期待して星４つにします。
GBA版は未プレイですが…。
横スクロールアクション好きは、ストレートに楽しめる作品だと思います。
いわゆる「死んで覚える」を楽しむやりがいのあるゲームです。
従来のロックマンに「探索もの」的な要素が加味されている気がします。
以下、各種システムについて
'１．イージーシナリオモード
最初からフルスペックで遊べるモードで、ある意味究極の救済措置です。
ただ、死ぬときは死ぬゲームなので、初心者でもアクションの醍醐味は味わえるとは思います。
なお『１』→『２』→『３』→『４』の順番でしかプレイできません。
かつ、セーブデータは１個のみです。
'２．セレクトモード
いわゆる通常モードです。
こちらは各作品ごとに選択可能です。例えば「『２』だけやりたい」というような人は
『２』だけやることもできます。
また、各作品ごとに個別のセーブデータが用意されていて、数も違います。
具体的には
『１』…３個 『２』…６個 『３』…５個 『４』…５個
です。
'３．ボタン設定
ボタン設定のカスタマイズが可能です。
ただ、X・Yボタンについては「直接、動作を割り振る」のではなく
「A・B・L・Rボタンのいずれかと同じにする」という仕様のため、
人によっては使い勝手が悪いと感じるかも知れません。
この値段でこのボリューム・やり応えは十分すぎると思います！
得に問題なし
内容も比較的分かりやすかった。
やはり攻略本は完全版に限る！
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