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前作「続・荒野の七人」は正編のパターンを踏襲しただけの二番煎じにすぎない作品だったが、この第三作はメキシコ革命を話の中心に置き新味を出している。前二作の野盗に襲われる村を助けるという籠城・防戦のアクションドラマから、メキシコ革命軍を手助けし、砦に攻め入るという救出・襲撃のアクションドラマへ変貌した。この路線変更は、パターンを守ったがゆえに正編と比較されただけで終わってしまった第二作よりも、面白い成果をもたらしていると思う。七人のメンバーも第一作と比較すれば、かなり小粒になってはいるが、ガンマンとしてのキャラクター設定は意外にしっかりしており、その点も第二作をしのいでいる。特にJ・ドン・ベイカーの南軍くずれの片腕ガンマンが印象的。登場シーンでは「ヴェラクルス」並みの背面撃ちも披露する。さて問題は主役クリスの交代だろう。黒ずくめスキンヘッドに鋭い眼光のブリンナーから、ジョージ・ケネディである。渋い存在感はあるのだが、基本的にはバイプレーヤーである。ブリンナーのような主役の華はない。その辺が評価の分かれ目だろう。
 
 
   
今やオスカー俳優のショーン・ペンのダーティーな格好良さを印象づけた初期の作品。
 決して群れない、硬派な少年ミックが
 対立するギャングとの抗争のなかで起こした事故がきっかけで入った少年刑務所で
 初めはあらゆる洗礼を受けながらも、次第にボスにまでのし上がっていく様がとても痛快!
 
 友の死、恋人のレイプなど悲しみを乗り越えようとするが運命は非情・・・
 
 そして、宿命の対決へ
 
 ロン毛時代の、若くてそして今よりもスラッとしていたペンの、まるで等身大の彼を描いたような
 めっけもんの良作ですよ!!!
 
 
   
ストレートチップやセミブローグといったタイプ別、黒と茶色の色別、そして価格帯(5万以下、10万以下、10万以上)別にお勧め靴を紹介しています。
 
 それぞれ3足ずつの紹介である為、あまり種類は紹介していません。
 
 また、5万以下ならトレーディングポストやペルフィット、
 10万以下なら、チャーチ、クロケット&ジョーンズ、
 10万以上では、エドワードグリーン、ジョンロブが大体載っていますので、
 なんか新鮮味に欠けてしまいます。
 
 vol3以前を持っている人なら、改めて買う必要はないかなという印象です。
 
 とは言え、どんな種類の靴があるのかや、最後の方に特集してある「本格靴購入ガイド」等、
 初めて本格靴を購入する際には非常に参考になる靴本だとは思います。
 
 
   
子供と大人の間の時代では、だれでも少し勘違いした人生観を持っているものだ。だがそれはそれぞれの人にとっては避けて通れないことに違いない。
 その勘違いを非行に見出した少年の物語である。
 大人の犯罪を気取った闇取引。対立するグループとの抗争。そして、不毛な復讐。
 最後のクライマックスで殺せ!殺せ!の大合唱の中で、主人公の少年は自分が本当の犯罪者にはなれないことを悟る。
 それは誰にでもある少年時代との決別だった。
 不良少年の世界で描かれる大人への成長のドラマである。
 
 
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