ジョン・トラボルタとビージーズの全盛期のパワーを見せ付けられるような作品群。ちょうど洋楽を聞き始めた中学生時代だったので、それも懐かしく思い出す映画。今となっては見る事の出来ない当時のNY摩天楼も出てきます。NYを愛して止まない人にもお薦めです。
ダンス映画でハリウッドで頂点を極めたトラボルタは 出演作の激減で凋落したが、苦難を肥やしにして 再生の道を行く。タランティーノ監督など見る人は彼の存在意義を認めていたのである。 彼の全てがここにある。
ハッカーが自分の子供を取り戻すために事件に巻き込まれてゆくストーリーです。 最初のジョントラボルタのセリフを見ていると「まだストーリーが始まってないのでは?」と勘違いしてしまいます。 いつの間にかストーリーに入り込んで、また一旦引いて見て、アクションシーンでまたストーリーにのめり込むという見る側のことを考えて作られています。
ハルベリーの赤い衣装がBDだと一段と綺麗に再現されています。
得点映像の”もう一つのエンディング”がよいです。 得点映像を監督解説なしで見た後に、解説を付けて見るとより一層理解が深まります。 映画館で見ただけの人には分からないセルだけの特権です。
映画のタイトル「フェノミナン」。 えっーと聞いたことのある単語だけれども、うーん、全く思い出せない。「アリナミン」みたいだから、薬のようなものだったかしら?などと首をひねりつつ、インターネットで検索したら、“phenomenon”は、「現象」でした。 カリフォルニアの片田舎に住むジョージ・マレー(ジョン・トラボルタ)は、誰にも好かれるナイスガイなのですが、37歳の誕生日、不思議な閃光に打たれ、気が付いたら超人に「変身」しているところから、物語はスタートします。 別人のような天才的な頭脳を与えられた彼は、図書館の本を貪り読み、様々な発明をし、短時間で外国語をマスターし、超能力まで使えるようになります。 でも、そのことで周囲の彼を見る目は「変化」し、「恐れられる」ようになってしまいます。 その中で、彼が思いを寄せていた2人の子供を持つシングルマザー・レイスの気持ちにも「変化」が現れます。 けれども、戸惑いつつも、「変わらぬ」友人やドクターも。 ジョージ、レイス、街の人々の「変化」が面白かったです。 エリック・クラプトンの“Change the world”も映画にピッタリです。You Tubeで繰り返し聴きました。その他の使用曲も、みんな素敵です。 一番、感動したのは、ジョージが二人の子供たちと交わした会話。 「もしも、このリンゴを落として放っておけば、腐っていつか消えていく。でも、僕らがかじれば、僕らの一部になる。思い出として永遠に」。 このジョージの言葉で、少女(レイスの長女)はリンゴをかじるけれども、少年(レイスの長男)はしない。 「あらゆるものは、いつか、どこかへ旅立つ。すべてだ」。 少年は、思い切りりんごにかぶりつく。 このシーンから、エンディングまでは、涙、涙。 ジョージが「子どもが寝付けないときにはどうしていた?」と尋ねたときのレイスの動作が、ジョージが旅立つときと同じで……。 レイスがデッキで泣いていると、木々が揺れる「現象」が起き、それは、あたかもジョージが「大丈夫、いつも傍にいるよ」と語りかけているようでした。 何故か、「千の風になって」という歌を思い出しました。 若い頃のジョン・トラボルタは全く好みではないのですが、年齢を重ねて、いい顔に「変化」したと思います。 この作品も、私の映画の師匠オススメ作品。流石です!
普段あまり映画とか見に行かない僕ですが、知ってる曲もたくさん入っててとっても楽しめました。なんと言っても2枚組でこのお値段、お買い得でしょう!歌詞カードには、収録曲が使われていた作品の説明も載っていて、まだ見たことのない作品も今度見てみようという気持ちにさせてくれます。長い通勤時間も、これさえあれば飽きませんよ。
|