さすがディズニー映画とあって、大人がみていてもすごい入り込んでしまうほどの映像!!3歳の娘は毎日2回ぐらいみています。ストーリーも映像も音楽も最高でした。
映画「ライトスタッフ」とTVドラマ「南北戦争物語 愛と自由への大地」の2作品の音楽(どちらも映画「ロッキー」等の音楽で知られるビル・コンティ作曲・指揮)をカップリング収録したオーケストラ音楽のアルバム国内盤(別メーカーからの再発盤)です。 “North and South”は、本CD発売時点で既に上記の邦題で放映済(NHK-BS2)でしたので、メーカー担当者がよほど不勉強だったと見えます。 注意しなければならないのは、どちらの作品の音楽もオリジナル・サウンドトラックの演奏(実際に劇中で使われた演奏)ではなく、全曲が、当アルバム用に編曲して新録音された交響組曲ヴァージョンであることです。 オリジナル・サウンドトラックでお探しの方は、「ライトスタッフ」の方は映画「ベスト・キッド」の音楽とカップリング収録のサントラ盤CDが出てますし、「南北戦争物語 愛と自由への大地」の方は、本アルバムの原盤と同じアメリカのVARESE SARAVANDEから、2008年3月3日に4枚組2,500セット限定盤のCDが発売になりましたので、そちらをどうぞ。 それを納得の上で聴いてみると、アルバム用の編曲ということで、若干オリジナル・サウンドトラックの演奏よりもまとまってスッキリした構成に感じられ、音楽単体として聴く分にはオススメです。 ジェミニ計画時代の米ソの宇宙開発競争と超音速機開発への挑戦を描いたノンフィクションを原作にした「ライトスタッフ」では、劇中にギュスターヴ・ホルスト作曲のクラシック「組曲『惑星』」が流れますが、その「惑星」のメロディーを変化させたヴァリエーション音楽が何曲か入っていて、思わずニヤリ。ビル・コンティによるオリジナルのエンディング音楽もドラマティックで素晴らしいです。 SF作家でもあるジョン・ジェイクスの歴史小説3部作を豪華キャストでドラマ化した「南北戦争物語 愛と自由への大地」は、まずテーマ曲の壮大さに圧倒されます。同じ南北戦争を扱った映画「風と共に去りぬ」の有名な「タラのテーマ」にも引けをとらないドラマティックな音楽で、昨今では日本のTVのバラエティー番組でも、感動的なシーンによく使われています。 それと皆さん、TEAGERじゃなくてYEAGER(チャック・イェーガー)だよっ!!
あの、ブ厚いトム・ウルフの原作をパーフェクトに映像化!超音速への挑戦、そしてアメリカ初の有人宇宙飛行、「マーキュリー計画」の実録、です。ジョン・グレン役にエド・ハリスの起用も完全にハマっています。後の「アポロ計画」で霞んでしまいがちな「オリジナル・セブン」の活躍をとくとご覧あれ。・・・彼らが並んで歩くシーンはBGMと相まって、鳥肌モノのかっこよさです。蛇足になりますが、エド・ハリスは「アポロ13」でもフライトマネージャーとして登場しています。。
コレはLDでもDVDでも持ってるけど、今回のBDはそんなに高くないし、一応買っとく予定。
宇宙開発初期の歴史なんて、アメリカ人にとっては常識なんだろうけど、日本人には初耳な事実やネタや言い回しが満載。 フォン・ブラウンvsアイクの漫才まがいのやり取りやら、空軍vs海兵隊のオ○ニー合戦とかw 冷戦時代にリアルの宇宙開発競争を経験してて、スタトレやスターウォーズで育った民族と、せいぜいアトムだかガンダムだかで育って、はやぶさ帰還に何となく浮かれてた民族の違いでしょう。
そんな有様だから予備知識が無いと理解するのにキツいかも。 ここでオススメ書籍を一通り紹介。
・言わずと知れたトム・ウルフ著「ザ・ライト・スタッフ―七人の宇宙飛行士」 本映画の元ネタ本だけど、かなり分厚くて退屈で読むのに覚悟がいる。古本しかない。
・チャールズ・イェーガー自叙伝「イェーガー―音の壁を破った男」 これも分厚いけど波瀾万丈が面白すぎて一気に読める。これも古本しかない。
さらに、運良く録画してたら「ああ、アレはソーユー意味ダッタノカ」と納得できるであろう番組を紹介。
・NHK-BS コズミックフロント「ライトスタッフ 宇宙を拓いた7人」 映画本編と、どっちを先に観るか迷うところである。
・NHK-BS コズミックフロント「マッハの壁を超えろ!宇宙の扉を開いたX計画」 世界の傑作機スペシャル「Xの時代」だと大雑把すぎて大して印象に残っていない。
いずれも再放送に期待しよう。 NHKエンタープライズから出てるDVDに含まれてるかは不明。
なかなか、大きさが合うのが無く、困っておりました。これで、整理、整頓ができます。
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