最初に見たときは、なに?この人あんまり知らない人だなぁ。癖のある表情してるなぁ・・・と見てました。 が、見終わる頃にはすっかり自分がティム・ロスに囚われていました。それほど、このティムはすごいです。後にも先にもこういう役はやってないようで、あまり知られていないのが残念。 最近はメジャーな作品にも顔を出しているティム・ロスですが、以前の独特の癖のある頃の作品もDVDで、発売してほしいです。
DVDが出るのを、楽しみに待ってました。 この第2段も、すごい面白かったです。特典映像も満載。トロサーモンパワーを、見せつけられました。
リトルプロを持っていましたが、子供のジュース作りにこちらを購入しました。 ジュースは100mlくらいを作るのにちょうどよく、それ以上だとあふれます。 初めは購入を後悔しましたが、キッチンの片隅に置けるので、ちょこちょこ使えて重宝しています。 リトルプロはハンバーグや餃子のタネを作るときに使い、こちらは、野菜のみじん切り専門です。 余った野菜をこれでみじん切りにして、マーボー豆腐やオムレツに入れて、子供の野菜不足解消をしています。
「砂漠に鮭を泳がせる」という実現不可能、夢のような話が、魚にしか興味がない変人?Dr.ジョーンズ(ユアン・マクレガー)の元に持ち込まれる。最初は、「絶対無理!」と拒み続けていた博士だが、話はいつしか国家プロジェクトにまで発展し、四面楚歌。 主演はユアン・マクレガー。ちょっと歳をとったなぁと思いながらも、魅力的な俳優に変わりなく、また、有能な女性ハリエットを演じたエミリー・ブラントも相変わらず美しかったです。 監督は、「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム。 ロマンティック・コメディというくくりのようですが、それだけでなく、イエメンとイギリスの関係とか、自国に対する批判とかが見え隠れして、でも、無駄に力が入っていないという感じで、なかなかいい作品だと思います。 「アラビアのロレンス」でも描かれていましたが、依然としてイスラム教を信仰する中東諸国では西欧化に対する抵抗が強い。 だから、シャイフのプロジェクトに対して、「イエメンを西欧化するつもりなのか」と非難するイエメン過激派がシャイフの暗殺まで企てるのはわかるのですが、それに対して、シャイフ・ムハマンドがあまりに寛容(釣り人だから?)で、ちょっと「出来過ぎた人」だったのが不満と言えば不満かな。でも、美男だし、おいしい役どころです。 好きなシーンは、緑豊かな美しいスコットランドで、シャイフとDr.ジョーンズが釣りをしながらした会話。 「様々な理由で英国人を尊敬する。だが、英国人は謎だ。富者は貧者を恐れ、貧者は富者を恐れる。政治家たちは、わざとくだけたしゃべり方をしたがる。実に不思議だよ」。 「英国ならではの階級社会」。 「まさしく」。 「だが、釣り人たちは誰も、私の国籍も、裕福かどうかも、この服装も気にしない。彼らにとって大事なのは、魚と川と釣りだ。釣り人にとっての美徳は、忍耐力と寛容さと謙虚だ」。 また、Dr.ジョーンズが、職場へ急ぐ流れの中を逆行して、落ち込んでいるハリエットを慰めるために彼女の家に向かうシーン。まるで「鮭の遡上」みたいでした。流れに逆らうのは疲れるし、勇気も必要だけれども、やらなくてはいけない時もあるんですよね。 猪突猛進のやり手、首相広報報道官・パトリシア・マクスウェルと首相のE-mailでのやり取りや、Dr.ジョーンズと上司サクデンとの会話も笑えます。 特に感動的な場面があるわけではありませんが、程よい甘さの佳作といったところでしょうか。
さー問題です。(サーモンだいです。) 面白いよ! 砂漠とサーモンを裁く。 ゴロがいいね!
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