迅速なご対応ありがとうございました。昔職場で誰かがおみやげに持ってきて、おいしかったので。細粒タイプでしたが、こちらは違いますね。おまけのキャンデーごちそうさまでした。
素敵な写真が多く、旅行の計画が立てたくなります。どこにしようか候補地選びに参考にします。
このバンドのリーダー、作編曲・サックス・キーボードを担当するクラウス・ドルディンガーは、1936年ドイツ生まれ。60年代にすでにケニー・クラーク、マックス・ローチ、ドナルド・バードらと共演、60年代半ばに自身のクインテットを結成して世界巡業し、「ドイツのジャズ大使」と言われた偉人。「Uボート」「ネバー・エンディング・ストーリー」などの映画音楽でも知られている。 70年、満を持して結成したのがジャズ・ロック・グループ「パスポート」。アルバムは米アトランティックから世界に向けて発信された。だが、日本に登場するのは73年の3作目「ハンド・メイド」から。74年の4作目「未来への知覚(LOOKING THRU)」も立て続けにリリース。74年6月に来日公演も果たした(小子は見ていない。まだ存在も知らなかった。その凄い存在を知ったのは76年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの実況録音をFM放送で聞いてから=エア・チェックして今でも持っている)。 さて、本作は、バンドとして最高のまとまりを見せた75年の5作目「CROSS−COLLATERARL」(当時は本邦LP未発売)、76年の6作目「INFINITY MACHINE」(同じく本邦LP未発売)に次ぐ、77年の7作目。ドルディンガー作品中、最も油が載りきった、間違いなく最高作と断言する。原盤はなぜか、それまでのアトランティックではなく、アトランティック傍系でソウルを得意としたATCOレーベル(次作「アタラクシア」からはまたアトランティックに戻る)。 本作の特徴はブラジル録音。打楽器奏者を中心に現地ミュージシャンが多数加わっている。マルセロ・サルザール、ペルド・ソロンゴ・サントス、クレリオ・リベリオなどの名前が記されているが、この辺は詳しくないので省略。題名の「イグアス」はブラジルとアルゼンチンにまたがる有名な大瀑布。ジャケット写真はなぜかそれを逆さまに掲載。理由は本作を聞くとわかる仕掛け。残響音をテープの逆回転で響かせる驚くべきミキシングテクニックを使った曲があるからだ。これには感心した。 主要メンバーは当時のレギュラーで、名手のカート・クレス(ds)、リーダー作もあるウォルフガング・シュミット(b)、同じくクリスチャン・シュルツ(Kb)は変わらず、加えてロイ・ルイスなるギターが加わった。どんな素晴らしい演奏かは試聴できるのでどうぞ。 本作は前述の通り、国内盤LPは未発売に終わったが、当時はすでに全国に輸入レコード専門店がたくさん出来はじめていたので、この輸入LP盤は国内でも相当、流通したと思う。そもそも国内盤を扱うレコード店では当時もう、パスポートの国内盤LPは早くも廃盤状態で置いておらず、従って小子が初めて手にしたパスポートの最初の作品がこの輸入LP盤だった。 蛇足だが、当時、東京・渋谷の銀座線のガード下にあった輸入盤LP専門店には、とても親切なお兄さんがいて、パスポートの旧作が欲しい、というと、約半年がかりで欧米でリリースされていた全作品を輸入してくれた。お陰で1〜7作目まで全部輸入LP盤で今でも持っている。本当に感謝しております。
機内持込みできるサイズ&2気室構造仕様の点が決め手になりました。レインカバー付きという点も◎ ただ開閉がジッパーではないので南京錠はつけれません。
離れていっては「やり直そう」と、トニーの元に戻って来るレスリーが本当に切なすぎ。結局はトニーを愛していて彼と関わることでしか生きていけないと分かっているのにどうして自暴自棄になるのと言いたい。 それを納得いかないながらも迎え入れるトニー、この関係を断ち切りたいと思っているけど、やっぱり彼を愛している彼の複雑な気持ちがまた切ない。怪我をして動けないレスリーの看病をし、ある意味彼を自分の元に縛り付けているトニーの幸せそうなところが印象的。 彼は、テープに何と吹き込んだのか、レグアスの滝で何を思ったのか。そして香港に向かった彼は、輝く未来のために再出発できたと信じたい。 残されたレスリーはやはり自殺してしまうんでしょうか。それを考えるとまた切ない。 レスリーチャンの魅力もさることながら、やっぱりトニーレオンの魅力と演技力を再確認できた。この役は、彼以外に考えられない。 ストーリーも男と女より、男と男でよかった。男と女ならもっとドロドロした嫉妬と憎しみが生まれただろう。
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