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お転婆リリーのすべてを受け入れ、献身的な夫となるヒーローがとても素敵です。愛されて、守られて、リリーはとても救われます。
 
 かわいそうなリリーの娘ニコちゃん救出でもヒーロー大活躍。
 ラストでは甘々なパパぶりを披露してくれます。
 
 駆け落ちした妹夫妻ともヒーローは和解してくれて、
 全く懐の深い男です。
 
 今回ちょっと置いてけぼりだったデレクですが、ご心配なく。
 デレクの為にも前後編のお話が待っています。
 「あなたを夢みて」のタイトルで岸田黎子先生が更にイケメンになった
 デレクが幸せになる話を描いてくれました。
 そちらでもお転婆リリーが活躍します。リリー夫妻のその後を見たい方も是非。
 「あなたのすべてを抱きしめて」「あなたを夢みて」4冊まとめてお勧めします。
 
 
   
星に祈りをはブロードサイドフォーでヒットしましたが作曲者の唄は素晴らしい。亡くなって残念!!
 
 
   
雑誌とかだと今月の!とか今年の!とか期間限定の占いが多いですけど、この本は一生ものタイプです☆
 私は友人に教えてもらって購入しましたが
 けっこう当たっているので驚きました。
 書き込みスペースがついてるので
 いろいろ自分流に書き込んで出合いの多い春に活躍させようと
 思ってます!
 
 
   
先に邦訳出版された「あなたを夢みて」にも登場した、おてんばリリーがヒロイン。賭け事や狩猟など、男性にのみ許された活動を楽しみ、礼儀に反したふるまいが
 社交界中の男性の注目と賞賛の的、魅力的な未婚女性「おてんばリリー」
 だが、そんな彼女の享楽的なふるまいは、最愛の娘を誘拐された絶望から
 逃れるためのものだった・・・
 
 ある日リリーは、妹が冷酷な伯爵アレックスと政略結婚させられることを知り、
 破談にするべくアレックスの屋敷に乗り込む。
 アレックスもまた、最愛の婚約者の事故死という過去の傷に支配されていて…
 
 激しく対立しながらも、互いの過去と心の傷が気になる2人。
 リリーのとった破談のための最終手段によって、2人の関係は劇的に変化し…
 
 非常に愛情深く献身的に接してくれるアレックスですが
 リリーは最後の秘密〜娘の誘拐と強請、を明かせず1人苦悩し…
 
 やはり「あなたを夢みて」(時系列的に続編)が先に邦訳出版されたのが イタイ
 先にあちらを読んでしまうと、本書のネタバレがあるし、
 逆に 本書でデレクの最初の恋を読んでから「あなた〜」を読んでれば、
 よりデレクの性格というか苦悩が より深く理解できていただろうな〜、と
 
 あと 私的には リリーの性格、言動が 一貫性がないというか
 しっくりこなくて感情移入しきれなかったので
 (男性との戯れを楽しんでるのに男嫌いとか、
 あれだけきわどい衣装を着るのにいざとなると純情とか)
 2つあわせて ★マイナス1にしました
 
 
   
母が大好きでずっとLPで聴いていたんだそうです。私の記憶では僅かだけ。今回頼まれて購入しました。母から「昔の人で癖があるから、幼くて覚えていない貴女は気に入らないだろう」と言われたので、それなら試しに全部を聴いてみよう。ということで・・・。
 確かに、独特の低音がかった歌声で癖がある歌手ですが、「この人が生み出す持ち味」というものがありました。しつこさというのではありません。(決して瀬川瑛子をイメージしないでください)
 音楽を奏でるように歌をとても「その人になりきって」歌い表現しています。
 聴いていれば「ああ、聴いた覚えがあるな」という曲もありました。
 こちらでも「夜霧のしのび逢い」が収録されていました。
 私は「遠くへ行きたい」「サバの女王」「アドロ」が好きになりました。
 「サバの女王」は有名なので、ポップス・オーケストラが演奏したのがありますが一味違います。
 そういえば、ジェリー藤尾も「遠くへ行きたい」を歌っていましたね。
 (申し訳ありません。現在もご健在とのご報告を頂きました。以前読んで下さった方、本当にごめんなさい)
 
 他の方が「冬場の夜に聴くとよい」と書かれていましたが、そうですね。明るい昼間に聴くよりも、このCDも部屋を薄暗くしてしんみりとした中でゆっくりくつろぎながら聴いたほうが雰囲気が出ます。
 
 
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