種島さんのクオリティーはまあまあだったのですが、伊波さんはちょっとおしいかな〜って感じです。
二期は全体的に違和感がありましたが、それをキャラクターでカバーしていたような気がしました。ワグナリア内の人間関係を進展させない限界点でした。思い切ったことをやっても良かったかもしれません。
4巻から、ついに新キャラが追加です。 (山田のせいで)風邪をひいた佐藤君とぽぷらちゃんの代わりで 店長の「舎弟」である「真柴姉妹」が登場します。 より一層にぎやかになるワグナリアです。 そしてもう一人の新キャラ「山田葵の兄」こと「山田桐生」登場です。 伊波さんの友人2人(原作では名前あります)も登場。
それと、小鳥遊君の伊波さんへの感情の変化にも注目ですよ。
なにしろ4年間の連載が一冊にまとまっているので絵がどんどん変わります。 特にヒロインの山神の胸の大きさが見違えるようです。もちろんいいことです。Fカップでも控えめとは素晴らしい。 他の登場人物も女は可愛く、ディープに、男は間抜けでも憎めない。高野作品のお約束です。 舞台は区役所ですが、なにしろ住民との接点が多い。WORKINNGのファミレスも客商売ですが区役所はひと味違う。 ファミレスならお金を払う人だけがお客さんですが、区役所は税金を納める人だけが住民じゃない。 それどころかお金をもらいに来る人も住民。その違いがわかればキャラクターの苦労もわかろうというもの。 区役所は客を選べないものとわかれば、ついでに実際の地方公務員の憂鬱も感じ取れる。 まあ、それがわかってもらえた所で大した意味が無いことも、長谷部あたりは理解していそう。いいキャラだな。 なにしろ爺さんから代々公務員。「公務員はな、怒られるのが一番の仕事」とは恐れ入る。 それにしても千早さんの「公務員は同人活動しやすいです」は実感がこもっている。これは作者本人の体験と本音だろうし。 でも、どのセリフも臨時職員ではなかなか気が付かない部分を言い当てている。本格的に役所づとめの経験がないと書けそうにない。 作者の身内や身の回りに区役所職員がいたのかもしれない。 地味な作品ですが長く描いて欲しいです。
ブルーレイBoxですが、商品そのものの大きさは大きくないです。 ですが、小さな箱に詰まっている内容は濃く、WORKINGファンであるならば満足間違いなしの内容です!
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