全部理名姉サンだけのページにして欲しい。それ以外は要らない。
村山由佳「永遠」というサイドストーリー本を読むまで、イマイチ内容がよく理解できませんでしたが、この本を読んで納得。2つはセットで初めて一つの作品として完成されるような気がします。このDVDを見た人はぜひとも「永遠」をあわせ読むことをオススメします。映画の奥行きが全然違ってよくわかります。 映画だけでいうと、内山理名は初主演にしてはがんばっていますが、やや魅力に欠けます。堤真一はこのような不器用な生き方しかできない人物をやらせるとさすがにうまいですね。全編を通して雨のシーンが重要な役割をはたしており、映像はたいへん美しく仕上がっています。
大奥シリーズ3作目のサントラ。
このドラマシリーズは、演技が上手い俳優さんには「やっぱりこの人すごい」と再認識させられるのと同時に、「この人結構上手い」と意外なその演技力に驚かされる俳優さんもいて、いろいろな意味で面白かった。
曲の印象は少し重めの曲が多く、過去2枚に比べると場面と結びつきにくい曲が多いと感じた。
しかし、「華の乱」はもちろんだが、「刹那」のように聴けば「大奥の曲」と思わせる曲があるのは、さすが。
ちなみに、今回収録されている「炎上」「蝶のテーマ」は過去2枚に収録されているものとは別アレンジで、静かな曲となっている。
多彩なカットを使い「若さ」「明るさ」そして「さわやかさ」が表現され、ファースト写真集として彼女をアピールするのに充分成功した作品でしょう。ただし、ファン以外の人に魅力を提供できたかどうかは、自信が持てない。インパクトに欠けると言うか、散文的で目玉となる個性の主張が感じられないのが欠点かも。
2000年11月に講談社から発行された写真集です。撮影は井ノ元浩二氏。砂丘にたたずむ理名さんのショットから始まります。どこまでも続くハイウェイ( 米国でのロケと思われます ) 。ヒッチハイクの真似か? 水着のカットもありますが、あくまでも健康的。砂丘に這う理名さんの写真でラストを迎えます。内山理名さんは可愛い女優さんですが、どちらかと言えば地味なひと。でも、何とも言えない魅力があります。この写真集も地味な仕上がりながら、とても好感のもてる作品になっています。
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