いままでとはまったく違ったシンデレラストーリーだと思ってください 御伽噺の定番のように、王子様がお姫様を幸せにするのではなく、 お姫様が王子様を幸せにする感じです
ジャンヌ・モロー演じる陛下から始まる物語の定番フレーズ 「昔、昔、あるところに」 この言葉から誰もが知っているシンデレラが幕を開ける 最初きっとシンデレラのストーリー通りだろう アンジェリカ・ヒューストン演じる義母は、 まさにぴったり いじわるというよりも 自分の人生を生き抜くために女であることを 最大限に使って最高の時間をてにするのよって 感じがひしひしと伝わってきます 個人的には、姉の存在が一番のお気に入りです 綺麗だけど我儘でまさにやりたい放題 でも、どこか憎めないのはその潔いまでの シンデレラとの対比的な役柄だからだと思います そして、何より物語のキーを握るのが、 ドリュー・バリモア演じるシンデレラだ しかし、彼女が演じるのはいじめに耐えて しくしく毎日を過ごす女性ではない 己の知識と力でピンチを切り抜け 確固たる信念を持ったそんな女性 現代のキャリア・ウーマンの如きかっこよさと女らしさを兼ね揃えたシンデレラといえる そんな中鳥籠の中の鳥のような生活を送っていた 世間知らずの王子様がシンデレラの強く己を貫く生き方に一目ぼれ
でも二人の運命の出会いは、 嘘から始まったもの シンデレラは母が己の欲のために売り払った召使を取り戻すべく 身分を偽りその見事なまでの知識と勇気で助け出す しかしそんなシンデレラに王子は瞳を奪われてしまう 嘘は嘘のまま突き進んでしまう 信じたいのに信じられない怖さ でもこんなにも愛してしまった だからどうか本当の私を知ってほしい 愛していると言ってくれた貴方を信じたい でも、どこか大人になりきれない王子 そんな二人を後押しするのは人生を知り尽くした天才
二人の恋を後押しする幼馴染の売れない画家、 御伽噺の魔法使いの如く魔法を使いこなすは万能の天才ダヴィンチ、 シンデレラを手に入れたい領主 義母の愛人でもあり王宮の衛兵と野心に狂った義母 いつもおいしいいところは美しい姉ばかりとシンデレラに力をかしてくれる義妹 シンデレラと王子の恋のキューピット的なジプシーなど 個性豊かな登場人物が話を飽きさせない 展開が予測できるだけに いかに飽きさせないかがポイントだが、 ところどころに織り込まれるシンデレラとは違った オリジナリティと女優陣の迫力ある演技がそれをカバー
ハッピーエンドにさせるのも、アンハッピーにさせるのも、すべては己次第!! 待っているだけでは何も始まらない
何回見てもおもしろい! 小さい頃にたくさんみました。 クリスマスに事故にあい、気がついたらおもちゃの国にいる というお話です。 子供ごころをくすぐるようなかわいいセットが、 今でも私を子供にかえらせてくれます。 とにかくいい! お子さんがいる家庭で、家族で見て欲しいビデオです!
映画をみてどの曲も良かったので、サントラを買わずに DVDが出るまで我慢していました。ところが実際DVDでもう一度 聴くと、曲が途中で終わっていたり、繰り返しDVDを再生して聞くのも 面倒だし・・・で、結局いまさらサントラが欲しくなり、購入しました! う〜ん!やっぱりいいです!リピートして何回も聞いています! 曲を聴けば自然に映像が眼に浮かぶし。そして又DVDを見る。オススメです!
実は原書も持っているのですが、やっぱり読み切れないでいました。そして、翻訳が出たのを知り、即購入しました。私は『E.T.』を見ていないので『ウェディング・シンガー』や『エバー・アフター』あたりでドリューのファンになったのですが、プロフィールなどで触れられている“過去”がどんなものだったのか、ずっと興味を持っていました。家族をめぐる問題や心理的問題からの回復にも関心を持っているのですが、その面から見ても非常に印象的なドキュメントになっています。映画『17歳のカルテ』よりビビッドで訴えるものがあるとさえ思いました。
アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの、「ウエディング・シンガー」以来の共演作は、"恋"をする事のときめきと、"愛"を成就させる事の真摯さにおいて、観る者すべてを幸せな気分にさせてくれる、ハートウォーミングな傑作だ。もちろん、おバカで、お下劣なコメディとしても、十分に楽しめる。D・バリモア扮するルーシーの父と弟が、彼女を想い、毎日芝居を打ち続けるのは涙ものだが、繰り返し、「シックス・センス」を見せられるのは、さぞ、拷問の日々であっただろうと同情する(笑)。A・サンドラーって、あの独特のアクの強さから、好きにはなれなかったのだが、ヘンリー役は、それをカバーして余りある好漢ぶり。大いに笑わされながらも、本当に、愚直なまでに、人を愛し続けたその一途さにおいて、ルーシーの夢に具象化される事に、映画的リアリティを持たせている。ラスト、"いつものように"、船上で目覚め、"いつものように"、自らの過去に幾多の感情を抱いた後、アラスカの澄み切った青空と海、そして氷山のもと、愛する人たちに囲まれて、"いつものように、新鮮に"、自らの幸せを実感するルーシーに、"OVER THE RAINBOW"が被さる。
完璧だ。ヘンリー、カッコ良すぎるぜ!
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