違和感なく被れます。内装も、説明通り外せます。 まだ洗ったことはないですが、暖かくなってきたら、 洗えるのは良いのではないでしょうか。 ベルトの着脱は、ワンタッチですが、他社製品と比較すると、 少し外すのに引っ掛かるときがあります。 左右のバーを同時に押し込んで解除するので、タイミングがずれると うまく外れない時があります。 レッドバロンで購入したバブルシールドをつけて使用しています。 いい感じです。 色違いの購入も検討しています。
最初この映画の監督が、ロジャー・コーマンと知った時驚いた。「え〜!?あのB級映画の帝王と呼ばれ、「百万の眼を持つ刺客」(1955)や「原子怪獣と裸女」(1956)、「金星人地球を征服」(1956)、「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」(1960)といった数多くの低予算B級モンスター映画ばかり作っていた、あのコーマンが戦争映画を?」といった感じで。しかし彼の作品にしては内容がかなりしっかりしており、コーマンの作品=駄作と思っている人が見たらきっと意外に思うであろう。それとこの映画を観て思った事だが、第一次大戦でイギリスが勝ってドイツが負けるのだが、イギリスが勝った理由はあくまで騎士道に乗っ取った戦いを展開するドイツ(特にリヒトホーフェン)とは違い、奇襲など卑怯なやり方でやったから勝てたんじゃないかと僕は思う。実際「つばさ」(1927)や「ブルーマックス」(1966)を観ていても、イギリスなどの連合軍側にあまり騎士道精神というものは感じられなかったし、勝てばそれでいいといった感じがした。撃墜王マンフレッド・フォン・リヒトホーフェンは、大空の騎士として立派に戦った。だが彼の死はそれまであった騎士道的な戦いの終わりであり、醜くて汚い殺しのビジネスと化した近代戦の始まりであった事は言うまでもない。そうこの映画のラストシーンがまさにその象徴である!!
表紙だけみれば日本現代企画の製作した特撮ヒーローの特集本のようですが、実際はタイトルどおり宣弘社作品の特集本です。宣弘社・小林会長のロングインタビューを始め、「アイアンキング」のスタッフ、出演者へのインタビューを収録。特に石橋正次のインタビューで現在の顔写真を掲載してますが、この変貌ぶりは見たくなかったですね。(それに比べて浜田光夫の余り変わっていない事。)ただ、1ファンとしては「シルバー仮面」の実相寺監督や出演者の柴俊夫、篠田三郎などのインタビューが収録されなかったのが非常に残念です。後「闘え!ドラゴン」に多くページを割いていますが、これはこの本が発売された時期にDVDボックスが発売された為と思われます。その為に主役の倉田保昭のインタビューが収録されていません。(ただし、レギュラー出演者の三谷昇のインタビュー掲載)それから誤植で「アイアンキング」の放映リストの放送日に「闘え!ドラゴン」の放送日を掲載しています。(「闘え!ドラゴン」の放映リストの放送日は合っている)
スーパーヒーロー作戦シリーズもそうだったが、初期のヒーローを重点的に優遇しすぎだと思う。特に仮面ライダー。 ショッカーの幹部は至っては全員が怪人化して戦い、その後も復活戦が多くあるが、クライシス4隊長とは戦うことさえできない。 しかし難点はそのぐらいで、スパロボをやるたびに「特撮版出ないかなー」と思っていたマニアには福音的な名作と言える。 スパロボ初心者には難度が高いという意見もあるが、それがかえってパズル的な面白さを醸し出している。
私は英語版で鑑賞しました。 この素晴らしい映画が今回日本語字幕で見れるとあってとても楽しみにしています。
主人公のマンフレートは、同じく戦闘機パイロットであった弟ロタールと共に、第一次世界大戦における空戦史に名を残したエースです。 彼は、もともと騎兵隊に所属していましたが、冒険心に衝かれてパイロットへ転向し、多くの敵機を撃墜します。 敵からは「赤い悪魔」と恐れられる一方、不意打ちを嫌うその騎士道精神が賞賛もされた人物でした。 彼は戦争が終わる半年前に戦死してしまいましたが、この時代を生き残った他のエースパイロットたちの中には、後の歴史に大きく関わってくるゲーリングやウーデットらがいました。
さて、この映画ですが、他のレビューにも書かれているように史実をだいぶ脚色しているきらいがあります。 看護婦とのラブロマンスはもちろん、継戦を叫ぶ上官に食って掛かったエピソードも事実ではありません。 よって、日本語版公式サイトの「真実が今、明かされる」といううたい文句を鵜呑みにするべきではないでしょう。
とは言え、エンターテイメントとしての本作の出来は素晴らしいと思います。 木と布でできた、まだ黎明期の複翼機が縦横無尽に飛び交う戦闘シーンは美しく、迫力満点です。 しかし、それらの飛行機は、次の瞬間には次々と火を噴き、恐怖で悲鳴を上げるパイロットを乗せたまま羽虫のように地上に墜ちてゆきます。 命の軽さに打ちひしがれるマンフレートですが、その中でなお己の尊厳を貫徹しようとあえて戦いを望むヒューマンドラマにも見ごたえがあります。
膨大な人命を損耗した第一次世界大戦を、真正面から、そしてリアルに描いた映画は極めて少ないですが、本作は文明と野蛮、残酷とロマンが同居する奇妙なこの時代の空気を見事に描いている稀有な映画であると感じました。 自信を持って一見の価値ありとお勧めします。
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