設定の妙、読者を置いてきぼりにしない頭脳戦、ゲストキャラも含め魅力的な登場人物の数々、どれをとっても少年誌連載としてかなりのレベルだと思うんだが、これで見納めとはつくづく惜しい。
個人的には、『Never Keeping Secrets』が入っているのが嬉しい!スティービー・ワンダーとの『How Come,How Long』、エリック・クラプトンとのMTVアンプラグドの映像、ボビー・ブラウンとの『Tender Lover』など、13曲のビデオが入ってこの価格ですし、十分楽しめると思います。 <補足>DVD VIDEO FEATURES : Biography Discography English Subtitles Digitally Mastered Dolby Digital 5.1Surround Sound PCM Stero (買うとき仕様がよくわからなかったので、補足させて頂きました)
奇跡の夜、と言われたBabyfaceことケネス・エドモンズのMTVアンプラグド・ライブの傑作の一つ。
エリッククラプトン、ホイットニーヒューストン、ボーイズIIメン、マイケルジャクソンなどの名曲ぞろいで、あっという間の1時間です。 それでこの価格は破格の安さでしょう。
ただし、国内向けプレーヤー(リージョン2)は再生出来ないのでご注意を。
「ことば」というツールには限度がある。 心の動きを「ことば」にするのは難しい。 あえて挑戦してみようと思わせるのが、「健佐CD」(個人的に愛着を込めてそう呼んでいる)の魅力であり魔力である。
「格別」という言葉がある。 辞書で引くと「他の場合と同列に扱うわけにはいかない事情がある様子」とある。 まさに同列に扱うわけにはいかないのである、「アルトサックス奏者中村健佐」の場合。 聴いた者にしかわからない音色を、どうして伝えようか、正直戸惑う。 が、感性の鋭い、感度の高い人ならわかる心地よさ。心の琴線に触れる限りなく優しい音色、都会的なセンス。 そして最大の魅力は、心の癒し力!(私は胎教に「健佐CD」を聴こうと思っている)
サックスは、日本では、メジャーとは言えないかも知れない。 でも、私は自分が日本人に産まれ、中村健佐のいる日本に居てよかったと思う。 それは、一度聴いてみた「あなた」にしかわからない。 全身で中村健佐を堪能していただきたい。
シングルカットされた「THERE SHE GOES」の完成度はすばらしい。なんと行っても、スネア、ベース、ストリングスどれをとってもかっこいい。また、ハーモニーの挿入ポイントもR&Bファンをうならせる。 ベイビーフェイスは今回ファルセットを多用している。これが問題だ。つまり、歌唱の点においても以前とは違う実験的なとりくみを行なっている点は評価に値するが、それが成功したかどうかを考えるには次元が違う。 また、前作「THE DAY」が音楽史上に残る彼の最高傑作であったことから、これを超えたかどうかも論を分けるかもしれない。 幼少の頃からのマイケル・ジャクソンへの熱い思いをラジオで楽しそうに述べていたことは彼の音楽ルーツを知るうえで参考になる。R&Bファンに限らず、マイケルジャクソンファンであってもそれはなんとなく気付いていたに違いない。 ベイビーフェイスの新たなベクトルはファンクとソウルの新しい結合にあるように感じた。シーンと近いようでベクトルの方向は違う。ニュー・クラシック・ソウルの影響が大きい現在のR&Bシーンのにおいも感じる。
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