愛は地球をすくう、をまさに体現してるテレジア、ヒトは幸せになるために生れてくるもの、人生は楽しむために生きるもの、ヒトを殺すより愛するほうが楽しいじゃないの…この信念を貫きシンドラーのリストのシンドラーのように人助けをする、まさに聖女。 自分の人生も楽しむし、本能のまま享楽的にやりたい放題だけど、自分だけの楽しみ求めるだけではなく、世の為人の為にも労力を惜しまないし愛をおしみなく与える。みんなで幸せになりましょう!が彼女の信条。主義思想は関係ないない。テレジアは、ただただ、皆の幸せを願って働き、身体を張って悪政と闘う。権力も武力も持ってないもと男爵夫人が、ただ一つの武器を駆使して闘う。その活躍ぶりと生き方は観ていて爽快だ。 フランス革命関連本ではあまりテレジアの事を良いイメージには書かれていないので、この本で溜飲が下がった気分。帯に書かれてたように、まさにいけいけ!テレジア!!とエールを送りたくなる。
森園みるく&藤本ひとみ著作のこの本は、充分に楽しめたし、このテレジアを見ていると、ほんとうに 愛で人を救え、また思想を変えさせることが可能なのでは…なんて、思えてくる。 全12巻の各表紙は、テレジアのいろいろの表情のアップが並ぶ。最終巻の彼女は短髪で現代的でとても似合っていてカッコイイ。(一瞬、歌手のマドンナに見えた。)最終巻だけがなぜ短髪なのかが読み終わった後に分かるようになっている。 最後の数ページで運命が急展開する。手に汗握った。 このコミックがきっかけで、さらにフランス革命と、テレジアについて興味がわいた。 エロエロな描写が無ければ、子供にも読ませたいくらいの素敵な本なのだが。 たった20年間にこれだけ波瀾万丈の人生ってすごい。まだまだテレジアの人生は続く。 このあと、池田理代子著のエロイカを読むと、タリアン夫人として、すこしテレジアの出番がある。(テレ―ズとフランス語読みになっている) 余談、ナポレオンの妃になるジョゼフィ―ヌとテレジアとは親友だそうだが、このエピソードも是非描いてほしかった。ページが足らなかったのかな。
トリビュートアルバム....というと、一時期、有象無象に出された感があり、正直ちょっとウンザリする出来のものがあるのも確か。 そんな中で、日本のHARD ROCK界を牽引してきた方々が、バンドやレーベルを超えて「DEEP PURPLE(以下"PURPLE")が好き!」という想いを胸に作った作品。だから、面白くないはずが無い。このメンバーだけでも十分なのに、各メンバーがしっかりと音作りやアレンジに凝っている。例えば"Burn"では、しっかりとCalifornia Jamバージョンを披露している。 まだ大丈夫だとは思うが、このアルバムを埋もれさせてしまうのは、極めて勿体無い。もし今、貴方がこのアルバムを買う気持ちがあるのであれば、今すぐに買ってください。買って損はさせません。PURPLEが好きな人も、PURPLEを初めて聴く人も、参加しているメンバーのルーツを知りたい人も、まずは聴いて欲しい。その上で、個々の個性やパフォーマンスを語りましょう。
若さが全ての美しさではない、年を取って得たものもまた美しいという夢美のセリフは素敵です。
20年前の自分には良く理解できなかったけれど年を取った今の私にはじんときます。
そして、鈴影さんが好きだった私は現シリーズでヒロシが好きになってきました。
鈴影さんがあんなに素敵に見えていたのに、ヒロシの恋を応援したくなっています。
ちなみに、イラストはやっぱり旧作のほうが自分のイメージに近いです。
デッサン力とかすごい良かったと思うので。
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