生活の党信者は、読むべき本。今現状にある危機、自民党の危険性、森ゆうこ始め生活の党の政策や考えなど、すごくわかる本。政策と自民党の危険性の部分において、全部とはいわないまでも、ほとんどは僕の考えと一致。改めて、これからも生活の党を支持したいと思わせた一冊。
で、安倍信者も、ディベートという意味でこれらの事に反論出来なければ安倍信者失格。ぜひ読んでみて、自分の中で反論できるか試してほしい。
原発事故の影響は福島関東だけではありません。天気予報とともに放射能の濃度が予報される今の日本は非常事態です。知識の乏しい自分ですが、放射能について学んでいきたいと思います。
原発事故の影響は福島関東だけではありません。天気予報とともに放射能の濃度が予報される今の日本は非常事態です。知識の乏しい自分ですが、放射能について学んでいきたいと思います。
一九八六年のチェルノブイリ原発事故は、原子炉が爆発炎上し、凄まじい数の死者ととてつもない量の放射能が洩れ地域一帯を汚染した。しかし、福島第一の原発事故は、原子炉はほぼ無事で建屋が爆発しただけで、死者はゼロ。洩れたのは微量のセシウムのみ。原発事故としては、見た目とは異なってきわめて軽微なもの。 それなのに、なぜ、福島県人は避難する必要があるのか。セシウム除染などなぜ必要なのか。仮に、農産物耕作のため除染するなら、住民こそが帰郷して除染をすべきではないのか。広島・長崎の原爆投下後の廃墟を片付け、復興に邁進したのは、原爆から生き残った被害住民たちだった。彼らはだれも「故郷」を捨てて避難などしなかった。だから、広島・長崎はすぐに復興した。 思い出せば、二〇一一年四月、菅直人首相は、事故から一ヶ月も経ってから「警戒区域」を設定して住民を強制的に立ち退かせた。何だか、福島県人は家畜のように扱われているようだった。つまり、「警戒区域」とか「帰還困難区域」とかは、菅直人など「脱原発」派が、「原発ゼロ」に日本人の世論を誘導するために仕組んだもので、科学的な根拠など全くないと感じていた。中川・高田両先生の『原発ゼロで日本は滅ぶ』は、始めて、この不可解さを解明し、これまでの疑問すべてをふっとばしてくれた。 ただ、惜しむらくは、これほど重要な賢書を、なぜ一年前に出版しなかったのか。ともあれ、「脱原発」に何となく魅かれる多くの日本人は、この本を読んでから、自分の意見を決めるべきだろう。
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