これまでは、ビデオクリップベースでしか映像で見たことはなかったので、このDVDを購入。導入部がコンサートに向けての練習風景から始まり、見る影もなく太った姉妹に、あちゃー、これは期待できないなと思いつつ、コンサートが始まったら、もう、釘付けです。ハーモニーの完璧さ〜歌いだし、歌の切り上げのタイミング、言葉の一音節まで、ぴったりで、彼女たち独特の3人なのに、5人から6人のハモに聞こえるところとかも、あまりに完璧すぎて、途中、口ぱくを疑ったほど。オーディエンスになかには、ブラックタイ着用の紳士など、ジャケット、ネクタイ着用の紳士と、ドレスを召した女性の、妙齢のカップルが多く、アレンジもそれにあわせたのか、バックバンドの音量は、あくまでコーラスの半分くらいに抑え、コーラスを前面に。いやー、ちきしょー、全盛期にライブ見たかったなー。
今、放映されている日産車のCMの曲が収録されています。1970〜80年代のソウルミュージックの雰囲気がぎっしり。シブめ、重厚、クール!!!モータウンサウンドを聴き倒した人に是非オススメしたい1枚です
ジャケットの雰囲気は50年代の南部、農家の4人娘、みたいな。80年代のポップ/ディスコグループとしてヒットを飛ばしていたころにちらっと聴いたぐらいでむしろ敬遠してましたが、ジャケ買いで大成功でした。実は73年カリフォルニア作品。David Rubinsonによってきっちりとプロデュースされて、ノスタルジックな雰囲気満載の楽しい作品です。抜群のコーラスでほとんどジャズ、って曲が多く、テクニック主義なところが目立つ部分もありますが、楽曲のよさが嫌味な印象を与えません。とにかく仲の良い田舎の姉妹が楽しく歌ってるという感じです。カラッとしたボーカルのカントリージャズ+少しソウル+少しロックかな。Dr+Bass+Piano、Vocalも楽器の一部で、ときどきギター。 1曲目はAllen Toussaintの作品、10曲目はWille Dixonの作品です。この2曲はギターもカッコ良く、特に気に入ってます。
このオリジナル作を最後にポインターシスターズの人気は一段落したようですがアルバムバージョンを筆頭にシングルバージョンや12インチ・ロングバージョンなど80年代の代表曲が満喫できる2枚組デラックス・エディションです。リマスタリングも素晴らしく音圧や音質も満点評価ですね。
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