第9話は、大工であるリンが積極的にイクトにアタックを開始し、ミコトが全力で阻止するお話。
リンの姉御的な外見とは裏腹に、ちょっとしたことに喜んだりへこんだりする女の子らしさがかなり可愛いです。
でも一番ハマったのは、意地を張ったイクトとミコトが壊れてゾンビ化して、たった二人で家を建ててしまったシーン。
めっちゃ笑けました!
第10話は、雨の日を一人で家で過ごしていたスズにスポットを当てたセンチメンタルでハートフルなお話。
仲の良い友達でもあり、イクトを奪い合うライバルでもある彼女たちがしっかりと強い絆で結ばれているのを感じました。
ラストにスズが口ずさむ歌がちょっぴり切なかったです。
にしても、堀江 由衣は歌が上手っすね!(ダ・カーポのことりもそうだけど…)
第11話は、ユキノよりも子供っぽいユキノのママ、カガミさんが登場します。
普段のぶりっことキレた時のギャップが堪りませんでした!
個人的に、カガミ役のかない みかのこーゆー声に最近ハマっちゃってます。(最強の弟子ケンイチの麗華みたいなの)
ところで、イクトにしろスズにしろ、お互い相手のことが夢にまで出てくるなんてかなりいい感じになってきてますな〜。
ぶっ飛んだお話からほろ苦いお話まで、いろいろ詰まったこの巻。
ぜひ、一度はご覧になってくださいませ〜。
これまでにない強敵に、行人を始め藍蘭島住人たちは大苦戦!行人を日本に連れ帰る、そうのたまう正体不明の敵に対しまちやあやね、果てはやしろといった海龍神社の最強面子をもってしても二度、三度と撃退されて――。あれ、これ今までで一番苦戦してない? 行人の願い、それを叶えてやりたいすずは迷いに迷い行人をこのまま行かせるべきではないか、との思いからその実力を十全に発揮出来ず。これが今回の苦戦の原因、その一端を担っていたのは間違いないですね。そんなすずも最後はあやねの後押しもあり覚醒、そこから行人の夢の中にすずが出て来るまでの流れは「ヒロイン=すず」というこの漫画の設定を、改めて思い出させるものでした。――初めて、すずが「真っ当な」ヒロインに見えたわ。 最後の辺りは驚きの連続。藍蘭島の設定も大分明かされてきて、そして助けの手もそう遠くないところまで来ているのが明かされ――。この後は藍蘭島最大にして最高の謎の存在たる海龍さま、彼に迫ることになりそうな予感です。全編バトルで新たなヒロインも増え、21巻は大満足の巻でした!22巻も期待しています。
作品として評価した場合、この作品設定は明確なハーレム設定。
何せ、島の男は全員いなくなりました。男は主人公ただ一人です。
その一人に島民全員から好意を持たれる。そんな設定。
確実なハーレム設定と断言させてもらって支障ないと思われます。
で、ハーレム設定を組んだ場合、評価の分かれ目は・・・
「あらゆる客層」に対応すべく、各種女の子を完全網羅する事、そして、その個性を
きっちりと描ききる事。
この作品の場合、ロリ、巫女、筋肉女、メガネ、巨乳、ツンデレ、そして挙句には
「安政元年生まれのババア」まで揃っている。
布陣に全く穴が無い。
そして、個性演出の問題として衣装と体系も独特で「シルエットだけで見分けがつく」
という個性演出の基本を押さえ、髪の色を描き分けているため、個性が掴みやすい。
この時点でハーレム作品としてパーフェクト。
そして、個人的な感想ですが作品構成的に「DR.SLUMPられちゃん」同様に「農村型構成」
なのではないかと思われます。
島民全員が顔見知り。基本的に悪人はいない。善良な人達によるのどかな一日を描く。
「農村型構成」もキャラ個性を際立たせる事が重要なのですが、この作品、それが実に
完璧に出来ていると言う事でストーリーの流れに破綻が無い。
その様な根拠を元に今期製作アニメの中ではかなり秀逸している作品だと考えています。
行人と美咲が実は血が繋がっていないという義妹設定に始まって、この22巻は新設定のオンパレード!行人の実家関係のことはこれまでほぼじいさんと美咲のことだけに絞られてきましたが、ここにきて一気に放出され行人の血筋の特殊性のことから、行人が幽霊をこれまで信じなかったことの理由までが明かされて――。うは、実はこんなことになってたのかあ。 藍蘭島に行人は「偶然」流れ着いた筈ですが、でもここにきて何かこの基本設定に「?」を抱きつつある私です。行人の実家に藍蘭島関係者がいて、親戚にまちやあやねという名の親戚がいて母親が千鶴――?妖怪がそこらに普通にいる藍蘭島、なら男衆だけでなく過去に藍蘭島を出て行った妖怪がいても……。美咲の精霊との不自然な契約のことも、これで説明がつく気がします。 お兄ちゃん好き好きーな美咲の「藍蘭島での兄の本命は誰だ?」という確認行脚が主の22巻でしたが、高虎や長政がもうすぐ島に帰るとも言っているし物語の終わりは近い――のかな?義妹まで含めた行人のハーレム状態ももうすぐ終了してしまうのか、23巻も早く読みたいです。
キャラソンは各キャラクターごとに出してほしかったですねぇ。 そのほうが、コレクションとして集めがいがある。
歌のほうは、まぁ、原作から知っていた僕としては、声優自体、あまり合わないと思うんで、雰囲気出てるかと言われると答えに困るのですが、全員が歌っているイメージソングの『宝物』という歌は、この歌を聞いただけで本作のあらすじが解ってしまうくらいで、まさにイメージソングという名に相応しいと言えるでしょう。 それに、歌としても最高ですよ! あと、行人の『なーなーな、なーななななーなー』が頭から離れません(笑)
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