主人公・雪平夏見の格好のよさは小説の中でも際立ってると思います。
常にクールで分析力の際立った高さは、同じ女性でも惚れ惚れしてしまいます。
ドラマでは篠原涼子さんが、この役柄を演じておられますが、まさに適役といった感じですね。
文章を読みながら、頭の中では篠原涼子さんの映像が大活躍でした。
すごく面白い小説です!
篠原涼子の芝居は嫌いじゃないけど なんか羊たちの沈黙みたいなシーンが気になった 猟奇的なシーンは洋画がベースになってることが多い あとフジのドラマってこういう壁面写真の変態演出多い気がする GTOにもそんなようなシーンがあったし 犯人に殴打されて引きずらるシーンで出血多量すぎるだろうと 全く筋書きが残らない前作よりはだいぶましな気がしました
王道作品だけどすごく面白い感じでもないのが今のフジテレビだなと思う
今クール(2006年1月〜3月)では一番面白かったドラマだと思う。
刑事ドラマは基本的にどれも面白いが、それらと違うのは篠原涼子扮する雪平刑事が、女性ゆえのしなやかさと躍動感に満ちてるトコロ。『羊たちの沈黙』のジョディー・フォスターばりに凛としててカッコよかった。展開も単なる無難なお涙頂戴・勧善懲悪には収まらない鋭さがあり、本放送の時は毎回先が読めずハラハラしていた。社会のシステムの偽善やそれに喰い物にされる弱者たちの心理にもメスを入れており、犯罪を犯す側にも共感できるだけの掘り下げをしてる為、深い。―オススメです。
単行本の方のレビューでは酷評が多かったが、実際に読んでみると結構面白い。
これより面白い小説は星の数ほどあるが、これよりつまらない小説も掃いて捨てるほどある。つまらないものを読むくらいなら、これを読んだ方がいい。
ということで、星は3つにした。
キャラクターの作り込みが甘いという指摘もあるようだが、これは意図的なものだろう。書かれていない部分は、読者が好きなように(想像力で)補えばいい。
ミステリーとしては、弱いのは確かだが、これはそもそも「推理小説についての小説」であって、推理小説そのものとは似て非なるもの(つまり、従来の推理小説への皮肉のようなもの)だと思えば腹も立たない。
皮肉なんか読みたくない、推理小説そのものが読みたいという方は、他を当たった方が無難。
This album is consequently his last masterpiece, which made me realize again he was a genius.
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