弾の出る剣を使って、現代・魔界ステージを探索しながら進んでいく横スクロールアクション。 敵の攻撃の当たり判定が結構厳しく、ステージに仕掛けられた謎も難しめなので、攻略サイト等で情報を集めてからでないとクリアは厳しいかもしれません。 アクションとしての爽快感がもっと高かったら良かったのに…と、今更悔やんでも仕方がありませんが…。
サンソフトの名曲をアレンジしたアルバム。前作ジャレコのアレンジは夏のカーステレオで聴きたい好アレンジだったが、今回のサンソフトはなんとなくスキー場で聴きたい感じ。あくまでもなんとなく。 なにぶん名曲の多いサンソフトから選ぶのは大変だったと思うが、どれも面白いアレンジとなっている。 もちろん今回もボーカル曲があるのだが、もともと歌詞のある『東海道五十三次』をどうアレンジして来るか楽しみだったのだが、蓋を開ければなんと…………英語? 英語ですか? しかも英訳してる? 更にはゲームミュージックコンサートでも十分に通じるオケ風『交響曲アトランチスの謎 合唱付』! その壮大な雰囲気は圧倒的としか言えない。 一曲目は『ギミック』のアレンジで、ペルソナ4の通常行動BGMっぽい秀逸なアレンジになっている。いや、本当にペルソナ4に混じっていても違和感が無い。
意表を突きながらもきっちりと良い仕事をしているクラリスディスク。次も楽しみなレーベルである。次はナツメ&トーワチキ! はははは! 『東方見文録』が来るぞー(笑)。
触れた時期によっては毀誉褒貶が極端に分かれる会社だったと思います。
初期タイトルの「スーパーアラビアン」「いっき」「ルート16ターボ」「アトランチスの謎」などは ゲームそのものの出来であったり、難度の高さであったりで快く思わなかった人もいるかもしれません。 その一方(今回のCDには入っていませんが)「アフターバーナー」「ファンタジーゾーン」等の セガAC作品の移植は人気があったり、「リップルアイランド」の雰囲気を好む人も多かったり、 「超惑星戦記メタファイト」「バットマン」等、海外でも評価の高い通好みの作品も発売しています。 そして「へべれけ」「バトルフォーミュラ」「ギミック!」等のFC末期作品は サウンドのみならずゲーム性やデザインも秀逸でしたが、当時は注目されなかったタイトルも…。
そのFC作品の10年近くに及ぶ歴史をCD2枚(+初回特典1枚)に詰め込んだのがこの一作です。 収録は基本的に1ループ。膨大な曲数であることに鑑みればやむを得ないのではないでしょうか?
…極めて個人的な観点で言えば、「ギミック!」のサウンドテストでは再生できない ラスボス第一段階で流れる曲も収録されていてひと安心です。 CD発売元のクラリスディスクの余談によると、同作品のプログラマー兼ゲームデザイナーであった酒井氏にお願いして 曲名を付けていただいたそうで…CD制作時の強い意欲を窺わせるエピソードではないでしょうか。
収録作品のどれか一つでも興味のある、思い出深い、琴線に触れるタイトルがあるのでしたら是非!
ファミコン20周年を記念したサントラシリーズの第3弾。 サードパーティのゲームを中心にファミコンが熱かった 80年代半ばというか「昭和60年前後」の名作(迷作も(笑))の曲が 収録されています。 …のはいいんですが「迷宮寺院ダババ」とか「ジャイラス」とかって こういうものに代表として収録されるほど人気ありましたっけ?(笑) コナミなら他にアレやコレやありそうなものですが……
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