ラローチャのモンポウリサイタルには、少しがっかりさせられましたが、、 モンポウは、館野さんの演奏に軍配をあげたいです。 しっかし、館野氏のモンポウは廃盤になっているので、こちらを買うという 選択肢はアリでしょうね、、。 って言うか、入り江のざわめきのレビューにはなっていない。。 うってかわって、こちらは絶品です。 アルベニスはお初ですが、スペインの青い空やオリーブの木々を彷彿とさせる 美しい演奏です。 ファリャやグラナドスも聞き応えがあります。 当分堪能できそう。。。 スペインの音楽には湧き立つような美しさと優雅さ気品があって、一度ハマると なかなか抜けられなくなります。 オーソドックスなクラシックに飽きたらなくなったら、スペイン音楽!デスヨ。
夜更けにFMから流れてきたこの演奏に、一瞬で心を奪われてしまった。当時もクラシックは聴いていたが、特にピアノ楽曲に興味が強かったわけでもなく、アルベニスという作曲家の名前さえよく知らなかったのだが、この演奏はピアノという楽器の魅力を存分に味合せてくれたという意味で、私にとって忘れられないものだ。
アリシア・デ・ラローチャというピアニストもこのディスクで初めて知ったのだったが、その音色の美しさといい、凛としたフレージングといい、何か突き抜けたような音楽を感じて心が震えた。私にとっては、ピアニストの「基準」とも言える演奏家の一人だ。
いい音楽(家)には、いい佇まいがあると思うが、ラローチャはそういう意味でも筆頭だ。このディスク以外のイベリアの演奏をさほど多くは聴いていないが、これ以上の演奏はないのではないかと思わせる。一生ものの愛聴盤だ。
Esteban Sanchez (1934-1978): 2009年ニューイヤーコンサートの指揮をつとめたDaniel Barenboim が、彼の録音を見いだして,”How is this possible? How can Spain have hidden away a performer of such class?”といったとのこと。また、バレンボイムデビュー50周年記念コンサートのメイン・プログラムが、イベリアの第1&2集でした。 ギター曲でなじみのあるアストゥリアスが,ピアノ曲の編曲であることを最近になって知り,興味を持って購入したのがこのアルバムです。ピアノ曲では,ぎょっとするような不協和音のような響きですが,聞き比べる楽しみが有ります。 イベリア全曲を含んだCD3枚でこの値段です。 CD1: IBERIA, Book 1&2; Piano sonata No.5; Pavana-capricho; Tango in A minor; Torre bermeja CD2: IBERIA, Book 3&4; Recuerdos de viaje CD3: ESPANA, Seis hojas de album (Preludio,Tango, Malaguena, Serenata, Capricho catalan, Zortzico); SUITE ESPANOLA (Asturias, Cordoba, Cadiz, Castilla, Cuba, Mallorca, Sevilla); La vega なお全音楽譜出版社 アルベニス スペイン組曲[作品47]/ナヴァーラ[遺作]の全曲を網羅しているが、DECCAから出ている,Albeniz IBERIA Navarra・Suite espanola ALICIA de LARROCHAです。
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